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興味本位から・・・
【同性愛♂ 官能小説】

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心で・・・-1

誠との体験が、雄二の心にズッシリとした感覚を残しています。

それからの雄二は、色んな体験談や、ゲイ関係のサイトを読み専門用語や、色んな方法で
行われる、ゲイのSEXについて、勉強しました。

ただ、1度も、男性に挿入したいと言う感覚だけは、頭に過る事は有りませんでした。

やはり、自分が女性の様に、狂ってみたい、悶えて見たいと言う感覚だけが、脳を支配して行きました。

そして、雄二の頭に残った言葉は、トコロテンと言うフレーズでした。

男性に貫かれて、自分のチンボに触れない状態で射精をする。

男性にしか無い、前立腺と言う期間を刺激すると、そう言う現象が起きる事。

さらに、ドライと言う、射精が無いのに、快感だけが襲う、しかも射精の様に短時間では無く、長くあの快感を身体に感じる、射精を伴わないので、何度も感じる事が出来る。

男同士のSEXでは、そんな現象が起こりうるそうです。

そんな快感を味わいたい、自分の身体がおかしくなる程、感じて見たい。

男同士でしか味わう事が出来ない、深い快感。

身体どころか、心まで女性になったような気持ちになるそうです。

雄二は、ゲイでは無いので、あくまで恋愛対象は女性です。男性を知ってからも、女性と普通にSEXをして、快感を感じます。

身体に受ける快感よりも、精神的に受ける背徳感を感じる為に、男性に抱かれたい。

心の中に有る、M性がそうさせてるような、気がしています。

だから、タチ(責め側)をしてみたいと言う気持ちは微塵も無く、ウケ(責められ側)しか考える事も出来ないのだと思います。

特に、遅い年齢で、男性を知った人は、この傾向が強いみたいです。色んなサイトを覗いても、比率的にはウケ側の人間の方が多いのも事実です。

誠とは、その後、何度も身体を重ね、徐々に雄二の身体も、受け入れる事に苦痛は感じなくなり、誠は、雄二の家に泊まり、朝を迎える事も少なくは有りませんでした。

しかし、雄二の身体に受ける感覚は、最初の時とは痛みの有る無しだけの違いで、サイトで読むような感覚を受ける事は有りませんでした。

そんな日々が過ぎて行き、誠の転勤と共に、2人の関係は、自然に消滅して行きました。

相手を失った雄二は、色んなサイトで相手を見つけたり、発展サウナと言う所に足を運んだり、快楽を求めては落胆するの繰り返しでした。

自分には資質が無いのだろうか、十数人の男性が、雄二を抱き、十数人のチンボを咥えてドップリとは言えませんが、ゲイの世界に、深く入って行ったのは事実でした。

トコロテンしてみたい、ドライを経験してみたいと言う思いだけが先行しますが、誰一人として、そんな感覚を味合わせてくれる男性は現れませんでした。

その度に、もう止めよう、でも後一人だけ、そんな事の繰り返しでした。

やはり、普通の男性のように、女性だけを対象にして、女性を逝かせる事に重きを置いた方が良いのだろうか、あのサイトに出てる話は作り話なんだろうか、徐々にそんな思いが強くなり、今までみたいに、積極的に行動する事は無くなって行きました。

しかし、1度覚えてしまった背徳感を忘れる事は出来ず、1年に1〜2人と会い、交尾をしたのも事実です。

相手のチンボをしゃぶりながら、自分のチンボを扱いている自分の姿に酔いながら、終わった後に来る、後悔と落胆。そんな事の繰り返しでした。

徐々に相手に対しての期待度も薄れて、ただ射精させたい、そして自分も射精したい、そんな事だけ思いながら、抱かれていた時期も有りました。

そして、数年が過ぎ、今でも雄二の心に残ってる、相手が出て来ました。



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