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興味本位から・・・
【同性愛♂ 官能小説】

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底無し沼-4

<もっと苦しむんだ〜雄二>

知らない間に、健司のチンボも勃起しています。

しかし、今の雄二には、それを見られる状態では有りません。逝きたい、逝きたい。

そんな思いばかりが身体を襲います。

扱いては止め、扱いては止めを繰り返しさせられる事が、雄二の心の中に、苦しみと共に喜びに感じ始めています。この感覚を、もっと長い時間感じたい。

雄二は健司の求めて居る、究極のプレイに完全に自分が堕ちて行く喜びに浸るようになっていました。

<雄二、良い顔してるぜ、お前の苦しむ顔が、俺には堪らないぜ〜>

肉体的な苦痛より、精神的な苦痛が、こんなに自分を狂わせて行くなんて、苦痛が快感に変わり始めて、今まで経験をした事が無い感覚を脳で感じていました。

<もう直ぐだぜ、もう直ぐ、お前の身体が変わって行くぜ〜>

チンボからは、精液か淫液か解らない液体が、机に溜まっています。雄二はそれを手で掬い、自分の顔に塗り始めています。誰にも命令をされてる訳でもないのに。

雄二の肉体は既に限界を超え、何もしていないのに、チンボから脳に快感の信号を送っています。

健司の手が、雄二の乳首に触れた瞬間

(健司さん、逝く〜、逝きます、逝く〜〜〜〜〜ぅ〜、う〜〜〜〜〜〜〜うっ)

雄二の身体が、大きく反り返り、身体はガタガタと震え、自然に腰を突き出して行きます

<雄二、やったな〜、お前はとうとうドライで逝ったぞ〜>

雄二は、健司の言葉の意味が理解出来ませんでした。

快感は次から次へと押し寄せて、先程とは違い、深い快感では無いのだけれど、ドンドンと身体に押し寄せて来ます。

立ってる事も出来ずに、雄二はその場に座り込んでしまいました。

<雄二、自分のチンボを見て見ろ>

雄二は、チンボを見て見ると、そこには精液が出た様子は無くて、淫液だけが流れて濡らしていました。

(健司さん、なんで?俺の身体おかしくなってるよ、逝ったはずなのに、精液が出ていないよ)

<雄二、これが究極の快感、ドライオーガズムだ>

<射精しなくて、逝ってしまったんだよ>

(ええっ、そんな事が有り得るんですか?信じられない)

これは男にも女性の様に、感じる時間が長く、しかも連続で逝けると言う、究極の快感らしいです。

<良かったな雄二、これでお前も完全に女になれたんだよ>

雄二は、健司の言葉を理解出来ませんでしたが、身体に受けた感覚は、何度も何度も長く快感が続いて居るのだけは確かでした。

身体的に逝くのでは無くて、脳内で逝くと言う感覚。これは毎回出来る事ではないそうでその時の身体の状態や興奮度、色んな要素が揃った時だけに体感出来るそうです。

まさに底なし沼の様に身体を襲い、もがけばもがく程、深く堕ちて行くようです。


軽い興味本位から始まった、雄二の男性体験が、究極のドライオーガズムと言う、快感を味わってしまった事で、ドンドンと深みに入り、底なし沼に落ちて行きました。
40代で男を知ってしまった雄二は、もう絶対に、男同士の世界から、抜け出す事は無かった。

御拝読有難う御座いました。欲張り者と言うペンネームは、この男性体験が、大きく関与しています。男を知ってしまった筆者が、女性とのSEXはもとより、男性とのSEXでも快感を知ってしまい、普通の男性では知る事が出来なかった事を経験した結果の名前です。


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