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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第22話 29番日誌22-2

 リーダーの【A10番】先輩は、個人的に苦手なタイプだった。 声が大きくて、居丈高で、偉そうで……学園では上下関係が絶対で、先輩の命令はどんなものでも逆らったらいけないことくらい分かってるのに、上から抑えつけるように命令してくる。 おまんこで小石を拾わせたり、鉄棒に付いた鳥のフンを舌で掃除させたり、砂場に変なものが混じってないか顔を突っ込んで探させたり……鉄棒をお尻で挟んで磨いた時は泣きそうになるくらい痛かった。 思いっきり錆びていたせいだ。 そもそも『手』を使っていいはずなのに、全く『手』を使わせてくれない時点で意味が分からなかったけれど、命令だからしょうがない。 みんな黙々と掃除していたけど、心の中ではブツブツ不満だらけだったと思う。 (だって【A4番】先輩のグループなんて、ごく普通に手で芝生の草を毟ってたんですよ。 私達よりずっと早く大掃除を終えて、教室に戻って自習してたし……大掃除って担当に当たり外れが大きすぎます) 

 体育倉庫の大掃除も大変だった。 砂まみれになった大縄や、大玉ころがしの玉、ハードル、玉入れの籠、カラーコーン、バトン、各種ボール。 全部ピカピカに舐め掃除しろって言われたから、しょうがない、舌を伸ばして舐め続けた。 でもたかだか18人で、道具全部の掃除を3時間で舐めきれるわけない。 7限に入って間に合わないのが明らかになってから、『口』だけじゃなくて、『おまんこ』と『お尻』も使って掃除した。 つまり、片手でオマンコに玉入れの玉を入れて砂を拭いながら、もう片方の手でお尻を拡げてハードルを磨き、口はカラーコーンを舐めるみたいに、3つの用具を同時進行でだ。 逆に効率が悪い気もしたけど……命令だからしょうがない。 一時はどうなることかと思ったけど、最後は【A10番】先輩も、監督するだけじゃなくて掃除に参加して、結局どうにか時間内に終わらせることができた。 

 自分まで焦るくらいなら、最初から手を使わせてくれたらいいのに――と思ったものの、当然言えるわけがなく。 モヤモヤしたまま教室に戻り、こうやって日誌に愚痴っています。




―― 7月○日 すっかり夏です ――

 いよいよ明後日から期末試験だ。 テスト前ということで、怪我をしてもいけないし、午後の体育は中止。 かわりに体調管理を兼ねた『健康診断』があって、その後は早めの放課後だ。 しっかりテスト勉強しろ、ということだと思う。 『健康診断』に備えて、激しい運動や体の酷使、水分の放出は控えるよう指示があった。 排泄は当然NGとして、おマン汁だって水分だから、オナニーも厳禁。 授業中にオナニーをしないなんて、入園して初めてかもしれない。 午前中の授業も普段とは全然違っていて、試験範囲のおさらいだったり、テキストの残りを駆け足で勉強したり、びっくりするくらいマトモというか……たまにはこんな日もあるんですね。 教官の指示なしでオナニーするわけにもいかないから大人しく勉強しましたけど、本音をいうと、ちょっと物足らない気分です。

 『健康診断』は『身体測定』とは違い、学園に来園した外部の『内科医』の方々がしてくれる。 私達は、事前に配られた問診票をもって、出席番号ごとに学園のあちこちに設けられた健診ブースを回ればいい。 全部記入が済めば教室に戻るという流れだ。 健診項目は次の7つ。

 @ 身長、体重、腹囲測定
 A 視力検査
 B 聴力検査
 C 血圧
 D 血液、尿、バリトリン線液検査
 E 心電図検査
 F 胸部X線検査
 
 驚いたのは、測定するのが機械じゃなかったことだ。 私と同年代の女の子――目隠しをして、手を頭の後ろに回して、私達の首輪より一回り太い銀色の首輪をつけていた――が並んでいて、その女の子が測ってくれた。 目隠ししているのに、どうして動けるのか不思議だったけど、多分無線か何かで指示されていたんだと思う。 部屋にいた看護師さんはみんなリモコンを持っていたから、もしかしたらオマンコにバイブが入っているとか、そんな感じで遠隔操作(?)されてたのかもしれない。



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