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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第22話 29番日誌22-1

〜 29番の日常 〜



―― 7月○日 晴れ ――

 あと一週間で学期末試験だ。 この期間だけは、私達Cグループ生も自習室(図書館の奥にある)の使用が制限なしに認められる。 教材の持ち帰りが認められていないから、テスト勉強するには自習室を使うしかない。 HRが終わって、ダッシュで図書館に来たから、私達Cグループ2組が一番乗りできた。 (2号教官がHRを一瞬で切り上げてくれたおかげです。 ありがとうございました。 明日も今日みたいな感じで宜しくお願いします!) 

 主要教科の勉強法は、中間考査でだいたい掴んだ。 数学はひたすら反復練習しておけば、何とかなる。 国語は全く授業と関係ない内容が出るから、漢字や五言律詩の韻律をサラッとおさらいするくらいでいい。 社会は試験範囲が広すぎてどこから手をつければいいか分からないけど、どうやら1組の生徒は出題場所を教わってるみたいだから、1組生徒が勉強している分野をチラッと盗み見て、そこを重点的にやっつけようと思う。 授業中に社会係が『テストの自慰方法に準備はいりますか』と質問して『特に必要なし』と言質をとったから、中間の轍(てつ)は踏みません。 理科は、授業に出た内容がそのまま出るから、ちゃんと授業を聞いているので大丈夫なハズ(ですよね?)。 

 副教科の座学分野は、中間を参考にみんなでヤマを張っている。 各教科係がヤマ作成担当だ。 個人的には委員長に全部作って欲しいけど、そういうわけにもいかない。 クラスのみんなで手分けして対策している感じがすごく楽しい。 テスト自体はオマンコばっかりでも、これが普通って割り切ってしまえば気持ちが楽なことに最近気づいた。 『赤信号、みんなで渡れば怖くない』ならぬ『チツマンコ、みんなで弄れば辛くない』――もちろん恥ずかしいしイヤだけど、そこに拘ってもイイことないし。

 1、3組の子達には内緒で、私達は上位独占を狙ってます。 私も密かに学年10番以内を目標にしてるんだけど、それよりもクラスで1、3組に勝つ方が大事です。 中間で負けて、球技大会でも負けて、敗けっぱなしは趣味じゃありません。 
 1週間後が楽しみです! 




―― 7月○日 すごく暑い ――

 午後の体育がカットになって、代わりに全校生徒で大掃除をした。 大掃除は、普段のようなクラス単位で決められた場所を掃除し、担当教官のチェックを貰う仕組みとは違う。 まず生徒会長、副会長を除いたAグループ生12人に全敷地が割り振られて、Aグループ生1人につき、Bグループ、Cグループが17〜18名配置される。 あとはAグループ生の指示に従って、B・Cグループが徹底的に清掃する仕組みだ。 私達2組は2グループに別れて、偶数組は3組の先輩と一緒にF棟の清掃、私達奇数組はAグループ1組の先輩――【A10番】先輩といって、テニス部の部長らしいです――と一緒に、第1〜第3グラウンドおよびショートトラック、体育倉庫、要するに外回り全般を掃除した。 

 大掃除と普段掃除の違いは他にもあって、道具を一切使用しない。 『普段の掃除で足らない部分を補うためには、普段の道具に頼ってはいけない』という理屈だ。 つまり、グラウンドのトンボ掛けもないし、雑巾や洗剤も使えないから、正味の身体だけで綺麗にしなくちゃいけない。 特に洗剤が使えないのが凄く痛い。 洗剤の効果を出すためにオナニーしてオマンコ汁を混ぜなくちゃいけない手間はあるけれど、学園の洗剤は物凄く汚れを落とす効果がある。 洗剤をつけてサッと擦るだけで、大抵の汚れは難なく落としてくれる。 手や足は当然使っていいけど、その洗剤が使えないものだから、全体でみたら掃除の手間は倍以上だ。 おっぱいやオマンコで擦っても綺麗にならないしつこい汚れとなると、爪や歯でこそぎ落とすしかないわけで。



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