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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第10話 29番日誌I-1

〜 29番の日常 〜



―― 5月○日 曇り時々晴れ ――


 球技をすると聞いてテンションがあがっていたのに、なんてことはない、ただの投擲練習だった。 身体を動かすのは嫌いじゃないけど、本音をいうと、地味な投擲よりも、みんなとドッジボールをする方が遥かに楽しい。 まあ、学園で贅沢はいえませんけど。

 まず『ハンマー投げ』をした。 鉄球から伸びた2本の『鰐口クリップ(わにぐちクリップ)』を両方の乳首に噛ませる。 手は頭の後ろで組んだまま、鉄球をぶら下げたおっぱいを身体ごと回転させる。 そのまま遠心力でハンマーを持ち上げ、ちょうど正面に飛ぶタイミングで回転をあげ、一気にハンマーを前に飛ばす。 クリップが外れる時は乳首が千切れるくらいの激痛が走るので、痛みを紛らわせるためにも、呻き声を隠すためにも、大きな声で『コリコリシコシコ』と叫ぶ決まりだ。 声が小さかったり、飛距離があまりにも短かったり、ハンマーが枠の外にでればやり直し。 終わった時はみんな揃って乳首をカンカンに腫らしていた。

 『砲丸投げ』では、あらかじめお腹に空気浣腸をしておいて、オナラで勢いをつけて投げる練習が待っていた。 液体と違って刺激が少ないかわりに、お腹が空っぽのまま膨らまされる感じは未だに慣れない。 少しでも息むとオナラが漏れるから、投げる直前まで全力でアナルを締めておかなくちゃいけないし、屈む拍子にプッと鳴ってしまうのも誤魔化さなきゃいけなくて、グリセリンやお酢浣腸よりも、不意に漏らさないように気を遣う。 オナラに合わせて投げたつもりでも、タイミングがちょっと遅れるだけでやり直しだから、みんな5回くらい空気浣腸で躾けられていた。

 由緒正しい『円盤投げ』も、学園にかかれば『お尻に挟んだ円盤を遠くに飛ばす』という、無様な競技に姿を変える。 少しでも尻たぼで挟んだ円盤を水平に近づけるため、上半身は真横に倒した。 前傾はしょっちゅうあるけれど、まっすぐ立ってから身体を横に倒したのは初めてな気がする。 そうしておいてから、軸足を決めてターンしながら双臀筋を弛めると、ポイッていう感じで2メートルほど円盤が飛んだ。 お尻で挟んで回転しても遠心力は少ししかつかないし、もともとお尻の谷間はパワーポジションにするには無理がある。 2メートルも前に飛んだだけでも上出来と思っていたら、最低でも5メートル飛距離を取れないと不合格だそうで、時間が許す限り投擲を練習した。 結局5メートルには届かなかったけれど、回転に合わせて膝を屈めたり、お尻を上下させたりすることで、4メートルの壁は超えた。 次に練習する機会があれば、多分5メートルならいけると思う。

 『やり投げ』では、先が尖ったエボナイト棒を『やり』に見立て、おまんこに挿すところから動作を始める。 そのまま真っ直ぐ全力で走り、両足を拡げて大きく踏み切る。 あとは着地と同時に腰を浮かせ、激しくグラインドさせれば、オマンコから抜けたエボナイト棒が飛んでゆく寸法だ。 足の開き方は、第3姿勢の子もいれば、私のように地面スレスレまで開脚する子もいて多士済々。 一番飛ばした【2番】さんなんかは第3姿勢よりながに股で踏ん張り、ちょうど45度の投射角で投擲していた。 おまんこから糸を引いて抜けた棒が、艶光りしながら飛んでゆく様子。 本人が真剣そのものであればあるほど、どことはなしに嗤えてくる。 

 今日はあくまで練習ということで、比較的自由に投擲できました。 最初のハンマー投げが、鰐口クリップが強力すぎたから、練習の中だと一番辛かったかな……それでも全体的に見れば楽な競技な気がします。 8号教官の指導鞭も随分少なくなってきましたし、もともと運動は得意ですし、午後が全部体育だとしても、どうにかこなせるようになってきてます。




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