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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第9話 29番日誌H-3

 今週のテーマは『ジャンプ』だ。 より高く、より遠くへ。 これまでの持久系とはいささか毛色が違い、瞬発力に重点を置いた種目。

 『踏切り』の勢いを強くするため、みんなでグラウンドに出て『跳び箱』をした。 最初は『3段』に挑戦だ。 跳び箱をするといっても、器械なんて用意してくれやしない。 私達で『跳び箱』も『踏切板』も用意しろって言われた。 まず『1段目役』がグラウンドに四つん這いになり、『2段目役』が『1段目役』の背中で四つん這いになる。 『3段目役』が更にその上に登り、お尻を高くもちあげる。 これで『3段跳び箱』が完成した。

 跳び箱役の人たちキツそうだなぁとか、ジャンプするときは一番上のお尻を思いきり押すのかなぁ、とかジャンプする側のつもりで眺めていたら、なんてことはない、私は『踏切板』の役回り。
 跳び箱の手前で股間を開いて正座する。 そのまま手を後頭部で組み、上半身を後ろに倒す。 背中がグラウンドについたところで踏切板役――腹筋を固めて、お腹に誰かが飛び乗るタイミングで背中を反らしてブリッジをつくり、ジャンプに勢いをつける役――は完成になる。 絶対、一番キツい役だと思う。 お腹に飛び乗られるだけでもキツいのに、そこから更にお腹の上で踏ん張ってジャンプされるなんて……終わったことを今更あれこれいってもしょうがないけど、ほんとに、最初は死んじゃうんじゃないかって思った。

 普段だと踏切板役は目隠しをしなくちゃいけないらしいんだけど、特別に教官は許してくれたので、走ってくる友達が跳ぶのに合わせてお腹に力を入れた。 声を漏らしたら力まで抜けてしまいそうな気がして、歯を喰いしばって反動をつける。 最後まで耐えられたのは、みんながちゃんと手加減してくれたからだ。 お腹の一番強い部分に着地するよう、そっとジャンプしてくれた。 踏ん張って跳躍するときも、いきなりじゃなくて、ジワッと力を入れてくれていた。 お蔭で泣いたり吐いたりせず、無事に踏切板役がこなせた。 みんな私のお腹に着地して、次々3段跳び箱に成功した。 跳び箱役の3人も、みんなキツかったと思うけど、頑張って崩れずに持ち堪(こた)えた。

 後は役割をローテーションして、改めて『跳び箱』を繰り返す。 つまり、私は踏切板から跳ぶ側に回り、さっき跳んだ友達から8号教官が踏切板を選んだ。 跳び箱役も交替だ。 そんな感じで跳び箱が続く。 しばらくしたら『跳び箱』の体勢が変わった。 四つん這いの3段組だったのが、土下座っていうのかな、手足を縮こまって密着するやり方の4段組になる。 もうしばらくしたら、仰向けの姿勢と俯せの姿勢を交互にとり、互いの脚を相手の首に巻き付けて、顔とオマンコを密着するようにいわれた。 そんな2人1組の体勢で上に積み上げられ、4段組の跳び箱が出来上がる。 跳ぶ役の友達が手をつくたび、振動で顔が割れ目にめり込むし、相手の鼻息がひっきりなしにオマンコに掛かるしで、ジッと動かずに跳び箱役をするのは中々大変だ。 他にも第4姿勢や第5姿勢、片脚をあげた放尿姿勢をとりながら跳び箱のパーツにされた。 そうして役割をローテーションしながら延々跳躍が続き、結局2時間、みっちりジャンプを訓練した。

 最後の1時間は、立ち幅跳びの練習だ。 2人1組で砂場に陣取る。 砂の上じゃ踏ん張りがきかないから、1人は仰向けに横たわって『踏切役』だ。 跳び箱の踏切板と違って、反動をつけることは求められない。 だから、踏まれる場所は『おでこ』と『ほっぺた』、『おっぱい』だ。 ほとんどが最初の踏切でおっぱいを選んだ。 私も板になって、おっぱいで踏切をしてもらった。 
 板は平らにならなくちゃいけないから、おっぱいを外側へ寄せて、胸の根本を踏んでもらう。 そのまま大きく振りかぶってジャンプするんだけど、跳ぶ瞬間はおっぱいの脇肉越しにギュッとなって、息が詰まった。 顔を踏まれたときは、真上にパートナーの汗ばんだおまんこがあって、痛いというよりミジメな気持ちになったけれど、見られる方も恥ずかしいだろうし、次はポジションチェンジするだろうし、お互いさまだ。 あと、頬っぺたもおでこも、踏まれても思ったより痛くなくて楽チンだった。 教官によると、おっぱいが大きいほど、おっぱいの根本を踏まれた時は激痛らしい。 してみると、私って胸が大きい方なのかな? もっと自信をもってもいいのかもしれない。 
 
 
  


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