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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第9話 29番日誌H-2

 7限目は縄跳びのフリースタイル。 『あや跳び』や『交差跳び』、『ハヤブサ』みたいな基本技は勿論、『ダブルクロス』や『エイトバンド』っていう高度な技を8号教官が見せてくれた。 しかも技の合間に空中でパパっとお股を拡げ、しっかりおまんこを奥まで見せてくれた。 教官曰く、体育の教員になるには、どんな状況であっても手を使わずに子宮口(ポルチオ)を晒せるようにならなくちゃいけないそうで……色んな意味で凄いと思う。
 で、私達も色んな技を練習するのかな、と思っていたら見込み違いだった。 教官みたいな技も動きも、私達に出来るわけない。 ということで『縄をつかって自由におまんこをアピールする練習』の時間だ。 例えば、縄を身体に巻き付けてから『おっぴろげ!』『おまんこパワー!』みたいに叫んで開脚ジャンプ。 縄を跨いでから上に引っ張り、バレリーナみたくジャンプしつつ『おっぴろげ!』『おまんこパッツン!』といいながら更に縄を喰いこませる。 あや跳びをしながら縄を後ろに引っ張り、一瞬で自分の胸を亀甲様に自縛しながら『おっぴろげ!』『おっぱいロケット!』と大声をだす。 ポイントは『縄跳びをしていた、と思ったらおまんこを表現していた』という演出になっているかどうか。 如何にスムーズに縄跳びから露出へ以降するかがカギで、理想はジャンプして着地するまでに縄跳びで自分の恥部を強調すること……だそうです。
 私達は、みんな素直に縄跳びの合間合間に奇声を上げて股を開いたり、足を広げたり、恥ずかしいのを我慢して色々頑張りました。 最初は恥ずかしかったけど、後半は色々吹っ切れてきて、みんな自分からみっともない言葉を叫びつつ、言葉に合わせて飛び跳ねてた気がします。 (これも、ちょっと自分で書いていて何をいってるのかわかんないんですけど、まあ、実際こんな感じでした) 


―― 5月○日 曇りのち晴れ ――


 授業中も含め、学園で身体を使う機会はたくさんある。 特に体育が毎日あるのは大きい。  
 元々運動は嫌いじゃないし、毎日一生懸命身体を動かしているうちに、自分が成長っていうか……出来ることが増えてきたのが分かる。 走り回っても中々息があがらないようになったし、重たいものを抱えたまま長いこと立っていられるようになった。 持久力も瞬発力も、バランスよく伸びてくれたら嬉しい。 

 私達は、命令に対して拒否権がないってことは、十分に分かった。 無茶なことを言われたとして、それをやるか、やらないかは問題にならないんですもん。 繰り返しになるけど、私達には『やる』以外の選択肢がないんだから、もうしょうがないって観念してる。

 だから、8号教官がいったように『出来るか、出来ないかが全て』なんだと思う。 
 体操1つとっても恥ずかしくて情けなくて、みっともなさすぎて、本音をいうなら嫌いです。 でも、自分がどう思うかは関係なくて、ちゃんと体操できるかどうかが大事だから……。 そう考えてみると、教官が求めるレベルで完璧に体操をこなすのって、本音をいうと、運動自体がすっごく難しい。 仮に体育の運動実技で合格が貰えないケースがあったとして、その理由は『運動実技が恥ずかしくて実力を発揮できなかったから』じゃないと思う。 単純に『運動実技が難しくて、実力が足りないから』なんだろうな。 だからこそ、恥ずかしいとかミジメだとか感情レベルで動く前に、何を言われてもやり遂げる『性能』を磨かなくちゃ――っていう方向に、クラス全体が向かってる気がする。



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