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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第6話 29番日誌E-1

〜 29番の日常 〜


―― 5月○日 曇のち雨 ――


 学園に入って分かったこと。 私達が身体を張って演出する行為って、実際はパターンが決まってて、色々あるように見えてもその実ワンパターンな気がする。 突き詰めれば全部2通りに集約して、お股に入れる、もしくはお股から出す、のどっちかってこと。 だから学園で排泄する機会はかなり多い。

 授業でオシッコをしなくちゃいけない時は、事前にオシッコの種っていうのかな、オシッコの素を入れるとか、沢山水分を摂るとか、そんな感じの準備がいる。 なのでオシッコやウンチをしなくちゃいけないときは、各授業の係は授業の準備道具を廊下側の壁に貼った黒板に書きつけることになってて、隣に『要放尿』とか『要放屁』、『要放便』といった感じで付け足してくれる。 私達は、例えば3時間目に『要放尿』があったとすると、休み時間に水を飲みにいったりシリンダーで膀胱に生理食塩水を抽入したりする。

 といっても黒板に『要放尿』がない日も多い。 そういう時は、どこかで学園のトイレを使う。 

 トイレの使い方は、最初に2号教官から教わったように、便座の上に跨って排泄するのが基本。 実際、私達も4月は言われた通りにオシッコしてた。 それが、5月に入ってちょっとずつ変わってきてる。 多分22番さんだと思うんだけど、トイレで排泄の練習をするんだっていって、変わったポーズでのオシッコをはじめたからだ。 22番さんがやることはすぐにクラス中に広まるんで、トイレの件も例外じゃなくて。 授業中に変な姿勢でオシッコさせられて、いきなり上手くできるわけがない。 だから、トイレはちょうどいい練習場所になっちゃったみたい。 1・3組は相変わらず真面目(?)に便座に登って用をたしてる一方で、私達は色々やってる。

 例えば『Y字オシッコ』。 体育のY字バランスをとって、斜め下に向けて射尿する。 
 例えば『ブリッジオシッコ』。 床でブリッジをつくり、思いきり膣を上に向けて射尿する。
 例えば『ワンワンスタイル』。 便座にのっかって片脚をあげ、犬を真似て放尿する。
 例えば『立ションスタイル』。 まっすぐ便座に跨り、真下に向けて勢いよく放尿する。
 この間、2番さんが『回転オシッコ』とかいって、Y字バランスのまま便器の前で回転していた。 で、お股が便器に向いたときだけ勢いよくオシッコとばして、そうでないときはピチッと止める。 そうやって便器の前で回り、何度も出したり止めたりしながら膀胱が空っぽになるまで続けるんだけど、横で見とれちゃった。 すごいよね。 あんな風に、私もオシッコにキレが欲しいなぁ……。

 ともあれ、たいていの姿勢はお股と便器の間に距離ができちゃうから、勢いよくオシッコしないと、滴があたりに飛び散ってしまう。 そうなったらその場で掃除しなくちゃいけない。 一々掃除用タワシを持ち出して、股間や口に咥えて、膣液をまぶしながら掃除するんだけど、かなり大事だ。 だから便器回りを汚さないように、恥ずかしいのを我慢して思いっきりオシッコをする。 クラスメイトに見られても気にしない。 身体の隅々まで見せっこする間なんだから、今更恥ずかしいって思う方がよっぽどだ。 こういうのも『名を捨てて実をとる』っていって大丈夫ですよね? 

 


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