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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第6話 29番日誌E-2

 
―― 5月○日 曇り時々雨 ――


 昼休みが始まってから15分後だった。

 体の奥から熱いドロドロしたものが込みあげてきて、慌てて手でもってお股を押さえた。 生理だ。

 学園では完璧な食事サイクルでもって、全員の体調が管理されてるらしくて、それはこういうことにも及んでる。 事前に『この日にくるよ』って寮監に言われてたから、そこまで驚きはしなかったけど、まさかクラス全員が一斉に、しかも同じタイミングで生理になるとは思ってなかったから、さすがにドキドキした。 学園に入学してから2回目の生理だ。 こうなってしまうと、丸1日の間だけ生理と向き合わなきゃいけない。 学園に入る前は4日くらい続いた生理だけど、学園での生理は丸1日で終わる。 これも食事サイクルで調整してるらしいんだけど、きっと私達に教えてくれない薬とかが、こっそり食事に紛れ込んでるんだと思う。 
 
 布ナプキンはBグループ生にならないと配布してもらえない。 Cグループ生は一切の生理用品がないから、生理期間中は垂れ流すか第5姿勢(マングリ返し)で過ごす決まりだ。 授業担当の教官方は特別の配慮はしてくれないけど、椅子に座らず第5姿勢で受講することは認めてくれた。 みんな揃って椅子の上に寝そべり、零れないように膣を上に向ける。 鉄っぽくてムワッとした恥ずかしい匂いが、教室中に充満した。

 で、トイレなんだけど、休み時間になるたびにトイレに長蛇の列ができていた。 みんなオマンコに溜まった経血をどうにかしたくてしょうがないからだ。 便座に跨って足を開き、身体を上下にトントンと揺する。 これで血はあらかたバイバイ。 たくさん自分の後ろに並んでいるのが分かってるから、テキパキと流れ作業でトイレに入る段取りが完璧だ。 私は膣も大きい方らしくて、それに出血も少なかったから、2時間に1回トイレに行けば済んだからいいけど、他のクラスメイトはたいてい毎時間トイレに行ってたっけ。 10分の休み時間で30人近くがトイレに駆け込むんだから、込み具合は圧して知るべし。

 トイレは全部ガラス張りだから、クラスメイトのお股から滴る赤い雫が嫌でも目につく。 匂いのキツさもあって『私達って動物なんだなぁ』と改めて思った。 やや黒く煤けた赤色も、独特の匂いも、全部含めて生々しいし、息苦しいし。 当然だけど、恥ずかしくもある。 けど、恥ずかしがってることがバレたら、教官から『牝の自覚が足りない』的な指導がくるのは目に見えていて、恥ずかしがるわけにいかないし……みんな平気な風で処理していた。 (私は堂々と便座を跨いで、両手で膣を拡げてから一息にだしました。 トイレの外を汚さないように、指を膣に突っ込んでサッとなぞって、それも併せてトイレの水で流しました。 上手に処理した方だと思います)




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