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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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37.オナニールーティーン-1

 M字開脚オナニーに続いて指定されたルーティーンは、両手を前後から股間に回し、右手は陰唇全体を揉みこむように、左手は肛門をほじるように動かすオナニーだった。 テーマもある。 『謝罪』『感謝』に続いて赤縁女性が出した3つめのテーマは……『憤怒』。 曰く、腹に溜まった怒りをオマンコ越しに発散し、高みまで昇る『怒りのオナニー』でもって恥を掻け、という。

「たかがマンズリくらい好きにさせろって思ってるんだろう? 自分でシコシコするくらい、誰に何を言われる筋合いもないんだろう? やりたいようにやって、日がな一日イきっぱなしで、ハッスルハッスルしたいよなぁ? そんな風にさせてくれなくてムカついてんなら、怒りながらハッスルしてみせろ。 特別に暴言も御咎めなしだ。 好きなように暴れながら恥を掻きなッ」

 いつも通り、お手本は希美だ。

「あぁ!? スッゾおらぁっ、一々がん飛ばしてんじゃ……〆んぞコラッ……おふっ、イクッ……!」

「ざっけんじゃねぇ! こっちが楽にオナってるとでも思ってんのか? めいいっぱいオナッてんのに、まだイケとかどんだけだよこん畜生ッ、ふざけんじゃ……イクぞオラッ、イ、イクぅッ!」

「ま、まだイけとか、他人事だと思って気楽に命令しやがって、クソがッ。 そんなにオナらせたいならテメーが勝手にイけばいいだろうに、一々こっちに振りやがって、いい加減にしないとブチ切れる! イきゃぁいいんだろ、イきゃ……んっ、んんっ……い、イけばいいんだろ、イけば……んくっ、い、イッくぅ……おらぁっ、おっふッ……!」

 顔で凄んで手はクリトリス。 希美はコスコス、高速でカリ首を扱きながら少女たちを睨みつけ、どすを利かせた喘ぎと共に、何度も絶頂に達してみせた。 オナニーと怒りのような相反する感情ですら、希美に掛かれば両立できる。 怒りながらオナニーするくらいは朝飯前だ。

  けれども見事に手本を演じた希美、煽る赤縁女性とは裏腹に、少女たち指で股間を弄りながら、ぎこちない顰め面(しかめつら)を作るだけで、碌に喋ることもできずにいた。 怒る演技すら見当外れで、オナニーとしても不十分であり、出鱈目だ。 そもそもDランクを全うした時点で、怒りの感情は捨てているのだから、いきなり『怒れ』といわれて感情を発露するなどと無茶な話でしかない。 もし怒りの感情を抱えたままDランクの扱いに甘んじたなら、確実に数週間で発狂する。 怒りを捨てて現実を受け入れることは、Dランクを耐える最低条件だ。 ゆえにDランクを離れたばかりの少女たちに『怒れ』といっても、土台無理な話なのだ。 結局、希美を除いた少女たちは、誰一人『怒りのオナニー』での絶頂はできなかった。 

 『怒り』とくれば『笑い』の番だ。 屈んで踵の上にお尻をのせて、しゃがみ小便の姿勢を作り、笑顔でクリトナニー(クリトリス・オナニー)にハッスルしろと命じられた。 作り笑顔で構わないから、満面の笑みを浮かべて絶頂しろという。 希美は女優ばりに、ニッコリ、上半身で微笑みながら、下半身ではクリトリスを弾き、しごく。   

「うふふ……ふふっ……い、いぅちゃいそ……の、希美っ、イっきまぁす……おふん♪」

 笑窪をぷっくり窪ませ、口許は半笑い、目尻をさげつつ宣言する。 無理に笑顔を作っているため、どうしても喘ぎがわざとらしい。 それでもキッチリ下半身を痙攣させ、膣から潮をまき散らす。 首輪の絶頂ランプなしでも見て解るくらいはっきりと、希美は少女たちの前で恥を掻く。

 少女たちも希美に続き、一回でも多く絶頂をカウントするためにも、オナニーにかかった。 引き攣った笑顔、嘘くさい喘ぎ。 作り笑顔でオナニーしてみて解ったことは、ただオナニーするよりも、ヘラヘラ笑いながらオナっている方が、遥かにバカっぽいことだ。 性欲の象徴がオナニーなら、笑いながらオナるのは何を意味するんだろう? オナニーが楽しい、性欲以外の価値をオナニーに認め、率先してオナニーを愉しむ恥知らずな笑顔だ。 そんな最低の笑顔を作り、更に人前でオナってイクのは至難の業。 一部目に涙を浮かべた半笑いとともに、少女たちはひたすらクリトリスをしごいてみせる。 赤縁女性が終了を告げるまでに絶頂できたのは片手に満たない。 運よくイけた少女たちにしても、眉間に皺を寄せた変な笑顔だ。 ひたすら股間をかきむしり、無理矢理性感を昂ぶらせた果ての絶頂だった。

 なお、ここまでのオナニー訓練で、ほとんどの少女はろくすっぽハッスルできていない。 希美だけは律儀にイクまでオナった結果30回の大台を超えている一方、少女たちの首輪はというと、カウントは軒並み4〜5で止まっている。

 続いて与えられたテーマは『笑』で、『くすぐりっこしながらオナニーする』ように言われた。 社会に出れば、オナニーの機会は限定される。 例え面白おかしく爆笑している最中であっても、オナニーチャンスと見れば颯爽とオナる姿勢が求められる。 笑っているくらいでオナニーを躊躇うようでは、Cランク社会人は勤まらない。 

 当惑する少女たちに構わず、赤縁女性は隣同士でペアを組ませた。 右手は自分のオマンコを弄り、左手は相手の脇やお臍、乳首から首筋までどこでもいいから、こちょこちょとこそばかす。 コチョコチョされる刺激を堪え、更に相手を上手にコチョコチョしながら、極性感に集中してマスをかくわけだ。 『くすぐりオナニー』、数あるオナニーの中でも難度が高い部類に属する。 

 いつにもまして行為を躊躇う少女たち。 『ホカホカ』を通じて互いに昂ぶらせる術はイメージできても、今度はコチョコチョして互いのオナニーを邪魔しろということだ。 ぎこちない指先が肌をなぞり、鼻にかかった甘い吐息を漏らすも、中々爆笑には至らない。 しばらくの間、クスクス笑いと股間をこねる水音だけが、控えめに生じていた。



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