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尚代
【SM 官能小説】

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陥落-4

「えっ、何っ!……何するの?」
 男は両手を側面で押さえているフィルムを切り裂いた。
 自由にした両手を、今度は手のひらを合わせて顔の前でラッピングしなおした。続いて、両膝の下のフィルムも取り去り、右腿と右脛、左腿と左脛をそれぞれ折りたたんで、改めてラッピングした。
 カエルをひっくり返した姿だった。両手が顔の前にあり、上下に動かすことができた。しかし、下半身は全く動かせない。基本的に自由が効かないのは今まで同じだった。
 折りたたまれた両脚は、膝を揃えることはできたが、ちょっとでも左右に揺さぶられると、パカッとMの字に大きく開いてしまうのだった。一度開いてしまうと閉じるのは苦痛を伴った。
 そのため、今まで漆黒の翳りに隠されていた女の秘密が、一気にあからさまになってしまった。漆黒の翳りはどこまでも続き、秘唇を左右から囲み、アナルの周囲までびっしり繁茂していた。もちろん手入れされてなく、素のままだった。そして二度も昇天しているので、立ち上がって雑草のごとく、てんでにあちこちを向いて、好き放題に伸びていた。ただ、秘唇の周囲は、尚代の蜜液で柔肌にへばりついていた。秘唇も硬くなって立ち上がって、内部の赤みの強い秘肉を強いコントラストでさらけ出していた。蜜壺の口はさほど崩れてもいなく、あまり使い込んでいないことがわかる。
(まあ、明日の朝にはずいぶんと崩れてくるはずだ……)
 先ほどまで指の腹で押していたクリトリスは、未だ硬く勃起したまま男の刺激を待っている。
「いいか、うつぶせにするぜ」
 男は尚代をひっくり返した。まるで、カエルが正規の位置に戻った姿勢だった。
 両手を顔の前にして、両膝を着いて、まさに潰れたカエルのようだった。両脚が折りたたまれているので、秘裂がシーツにくっ付きそうだった。
「では、仕事再開ってな。……さあ、奥さんの望みだ。これから奥さんが逝くまで擦り続けるからな」

 尚代の顔と股間が中心に来るよう、二台のカメラに位置を調整した。
 そして、男は指先に再び媚薬を付けた。先ほど付けた媚薬の効果は既に現れていたが、今度は、女の一番鋭敏な部分に塗り込めるつもりだった。
「奥さん、いよいよショーが始まるぜ。カメラ目線を忘れるなよ」
 男が言う。
「さあ、いいか。俺の自慢の指弄を披露してやるぜ。……奥さん、嬉しさのあまり気絶しちゃうかも……」
 男は尚代の腹の下から左手を入れ、尚代の硬くなった尖りを全部包みきれていない包皮を剥いた。
 そして、右手の人差し指を尚代の秘唇の合わさった尖りにあてがった。指の腹の媚薬が尖りに丁寧に塗り込まれていく。そして指が動き始めた。
「うっ!」
 尚代は待ち望んでいた刺激にビクンッと身体が震え、キュッと尻の穴が窄まった。
「ああっ……あん」
 背中が沈み、尻を突き出してきた。これは雌が雄を呼び込む本能的な行動だった。
 男は、指の腹で微震動を伝えるように擦るというより、ユックリと押し潰すように指を前後させる。
「はぁぁぁ……」
 男は右手を拡げ、親指をキュッとしまったアナルに近づけた。目指すは短い毛に覆われたアナルと肉壺との間の柔らかい蟻の門渡りの部分だった。ここには肉壺とアナルを締め付ける八の字になった筋肉の交差する部分で、鋭敏な神経もあるのだ。
「奥さん、これはどうかな?」
 男は門渡りの部分をヤワヤワと押し揉んでいく。押すたびにアナルがキュッキュッとリズミカルに窄まる。
(さぁ、これで何分保つか……)
「ああっ……そこ、いいぃぃ……」
 思わず、口に出てしまう。
 尚代は関節がゆるみ、下半身の力が抜けていった。リズミカルに尻を突き出していくたびに足がしだいに開いてきた。
 じっとりあぶら汗にまみれ、尚代の豊かな感受性は、わき起こってくる愉悦感に揺られ始めている。
「ああっ……もう」
 尚代の身体に、恥ずかしい震えが起きていた。


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