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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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18.1人目、研修の終了-1

 朝、5時。 普段の起床時刻より1時間早いうちに、朋美は、なにやらおっぱいをまさぐられる気配で目を覚ました。 徐々に意識がはっきりするにつれて、自分がおっぱい特訓をすっぽかしたことに気づいて戦慄する。 たかが『おっぱい挨拶』を間違えただけで、反省乳搾りを2時間追加されたことがあるくらいだ。 なら、おっぱい特訓を寝過ごすペナルティはいかばかりだろう? 想像しただけでゾッとする。

 だから、みさきが朋美に『おっぱいプラグ――アナルプラグのようなゴム製の紡錘体で、根本と先端が細く、間が縊れて出っ張っているモノ。 乳管に嵌めておっぱいが射精できないようにする道具――』を嵌めているのに気づいた時、朋美は真っ先に『これから自分が罰せられる』と考えた。

 けれど、どうも様子が違う。 『おっぱいプラグ』に続き、アナルプラグ、オマンコプラグ、尿道プジーに栓付口枷と、あらゆる朋美の穴が栓をされる。 部屋は中型のトランクが拡げてあった。 朋美はトランクの中央でしゃがまされ、おっぱいがペタンコになるまでゴリゴリ背中を押された。 そのまま圧縮される様子は、あたかも掃除機で空気を抜かれた布団のようだ。 手足はトランクの縁ギリギリに広がり、中のスペースすべてを両のおっぱいが占める恰好。 みさきの成すがままに狭いトランクに身体を押し込めた朋美は、まさに蓋が占められる直前、みさきから一枚の紙を見せられた。 

『卒業証書。 藤枝朋美は本日をもって当該施設の訓練を修了したことを認定する』

 朋美はハッとし、トランクの中からみさきを見上げる。

「よかったですね、朋美さん。 試験は合格です。 ここから出られますよ♪」

「……!!」

 ニコッ、いつも通りなみさきの笑顔。 ドクン、心臓の鼓動が高鳴る朋美。

「送り先までトランクで運びます。 だいたい4時間くらいかかります。 喉が渇いたり、お腹が痛くなったりしたら……ええっと、我慢するしかありません。 短い間ですが、朋美さんは立派に頑張りました。 次の施設でも頑張ってください」

「……っ!?」

 聞き間違いだろうか? 今、みさきが『次の施設』といったような……えっ? 卒業が認められたなら、これでおっぱい特訓とは縁が切れるんじゃなかったっけ……。

「それではこれでお別れです。 さようなら♪」

 ギィィ、バタン。 目で疑念を訴えるも、あっさりトランクの蓋がとじる。 朋美は真っ暗な闇の中に、たった1人取り残された。 

 ゴロン。 横向きだったトランクが縦にされる。 顔が下、お尻が上になって、お尻とおっぱいが朋美の顔にのしかかる。 おっぱいがトランクに充満するせいで息苦しく、朋美は鼻フックで拡張された鼻孔で喘いだ。 トランクには空気穴が空いているらしく、窒息するような気配はない。 けれど自分の汗と吐く息による湿気で、朋美の肌はベトベトする。 お世辞にも楽な環境ではない。 というか、人間を運ぶ環境としては最悪だ。 トランクで運ぶなんて、家畜以下の、まるで『モノ』に対する扱いだ。

「ふぐっ、ふぐっ!」

 抗議しようとするも、栓をされた口では言葉はままならない。 せいぜいポッカリ開いた鼻の穴で、くぐもった呻きをあげるくらいだ。 しかもトランクの中で呻いたところで、外には全く届かないだろう。

「ふぐぅ! ふぐ〜っ!」

 縦になったトランクは、車輪でもって小部屋の外に運ばれる。 中で平蜘蛛のように這いつくばり、暑さと湿気に悶える朋美をのせて、ガラガラガラ、どこか遠くへ去っていく。 華々しいお別れも、さしたる労いの言葉もなく。 こうして朋美の『契約書』に基づくおっぱい訓練は、一先ず幕を下ろしたのだった。




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