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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第13章 バイヤー-2

第13章 バイヤー(2)

 百合絵は裸でベッドにいた。ひきつった顔で自分を囲んでいる男女を見ていた。百合絵はベッドに寝ていたが、腹部にタオルケットがかけられている。その下腹部はプックラと膨らんでいた。
「ふふふ、喜びな。お前を高く買ってくれるそうだ。……ひとつ、ここで媚びを売って値をつり上げてもらうように努力するんだね。そうすれば比較的良いところで働かせてもらえるかも……」
 サキが嬉しそうに声をかけたが、百合絵は初めて見る異国の夫婦を見て、恐怖に涙顔になっていた。
「アンナは、四人の女たちの中では一番年齢が上です。……この女は今妊娠中です。ようやく安定期に入ったところです。実はこの女は、おもしろいことに膣が一つなのですが、その先が二つに別れていて、子宮が二つあるのです。それぞれの子宮には卵巣が一つずつ付いているので、毎月の生理の出血は二つの子宮から交互に出てくるようです。……今月は右なら、来月は左といっったように。……今はその片方の子宮に子供が入ってます。どうぞ、指を入れて子宮の入り口が二つあることを確かめて下さい」
 バイヤー夫婦の夫人が秘裂に手を伸ばしてきた。サキが百合絵の両膝に手をかけ、左右に膝を倒した。
「うっ、うううぅぅ……」
 百合絵は股を拡げられ、突然膣の奥深くまで指を入れられて呻いた。女の細い指が二つの子宮口を探っているだけでなく、しつこくGスポットを始め、膣壁のザラツキまで探っている。ようやく抜いた指には、ベットリ白濁した粘液に包まれていた。
「ああっ」
続けてご主人がざらついたタバコ臭い汚れた指を奥深く入れた。
「これはおもしろい。でも膣がひとつというのがつまらない。二つあれば、男が二人同時に入れられるのに。本当に残念だ」
 中で激しく蠢かしている。
「あっ……ううっ……」
 百合絵が呻く。
「この女は今までに、出産の経験があるのか?」
 指を入れながら訊いた。百合絵の顔が歪んでいる。
「残念ながらありません。でも妊娠したことはあります。……このようにオッパイを絞ると古い乳がでてきます。……たぶん、子宮がふたつあっても両方とも未熟なため、出産までたどりつかないのだと思われます」
 夫人がサキになにやら囁いている。

 サキがセンター長に夫人の希望を伝えた。
「奥様は、お国の風習で割礼を受けているのだそうです。それで、割礼を受けていない成人の女性器を見るのは初めてなのだそうです」
 夫人が続ける。
「子供の性器は見飽きたので、夫人はこの女性、アンナの性器に触れてみたいとおっしゃってます。……ご主人もやはり興味があるとのことです……お国では、女性器の写真は医学の解剖書でしか見たことがないということで、……もし、今、時間が許すならばいろいろ触ってみたいとのことです。……センター長、時間は大丈夫ですか?……ということです」
 サキの説明にセンター長は笑顔で肯き、存分に触れていただくように、そして、あとはサキに任せたと言い残して自室に戻っていった。
 所長が居なくなると、夫婦は声高な早口で話をしている。そして夫婦で百合絵の股間に近づいた。二人の関心はなんといっても、百合絵のクリトリスだった。一番簡単な割礼であっても、クリトリスの亀頭が切除されるので、成人女性の勃起したクリトリスはまともに目にすることはなかった。夫婦は交互にクリトリスをつまんだり、包皮を剥いたり触っている。ご主人は触った指の匂いを嗅いで顔をしかめた。
「私も幼少期にはあったのです。……小さい頃、触っているうちに気持ちがよくなったという感覚がわずかですが記憶にあります。でも今は、根元からえぐり取られていて、全く感覚はありません」
 夫人が説明した。
 ご主人は指の匂いに不快感を示し、夫人に割礼後の女性器の清潔さを説いている。
 夫人は、自分の小さい頃を思い出すかのように、クリトリスの包皮を剥き上げ、根元のくびれまで露出させた。そして丸裸になって萎縮しているクリトリスを、勃起させるべく、押したり摘まんだりしている。百合絵の恐怖心が治まってくると、クリトリスはしだいにパツパツに膨らんで硬く真っ赤なグミの実のようになってきた。夫人は無表情で根まで剥かれて勃起したクリトリスを千切れるほど捻ったり、激しく擦っている。
「ああっ……いやん……ううっ……」
 激しい刺激に、声を上げて、夫人に興奮状態にあることを伝えている。そして身体をくねらせ逃げようともしている。
 ご主人はしだいに硬く立ち上がってくる小陰唇に興味津々のようで、左右に倒して遊んでいる。さらに寝ていた陰毛までが立ち上がってボウボウになってくるのを見て思わず摘まんで引っ張っている。
 それを横目でみた夫人は、寝ている百合絵に嫉妬したのか、クリトリスに爪を思い切り立てた。
「痛たたぁぁ……」
 尖った爪がクリトリスに刺さり血が滲んでくる。
 ご主人が小さめの乳房を掴み、根元からグググッとしごくと乳首の先から半透明の黄ばんだ乳汁のなごりが滲んできた。

 このあと、四人の男に犯されている美弥を再び見てから、堕胎を予定しているベティこと大野芳子へと向かった。
<第13章 バイヤーおわり>



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