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わかんない
【複数プレイ 官能小説】

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湯上り-4

部屋には 電気をつけ テレビを見ている翔がいた

「やぁ お待たせ」
そういいながら 部屋を見渡す

白いシーツのかかった敷布団に 綺麗な掛布団が畳んで敷かれている

少し隙間を開けて 三つ並んでいる・・・

彩香は その布団を見てから 目を背けた気がした

「そんなに待ってないよ あ、先に飲んでるけど」
翔はチューハイの缶を見せながら 少し笑っていた

「面白いテレビ あるの?旅行中くらい テレビもゲームも無しがいいな」
彩香の苦情に 翔が 苦笑いを浮かべた

「テレビ 消したら 近所の声が 気になるんだよ」
そういいながら 翔がテレビを消す
すぐに聞こえたのは 遠い部屋の宴会の声だった
微妙に 気になるかも・・・

「とりあえず もう一回 飲もうぜ」
翔が買ってくれていた飲み物たちは ベランダの近くの板の間に冷蔵庫に入れられていた

その冷蔵庫を翔が開け 適当な缶を数本出して 畳に置いた
その近くに 俺と彩香も座る
三角になる感じで・・・

「えっと・・・・また 乾杯するんだよね」
柑橘系のチューハイの缶を開けながら 彩香が翔を見ると
「乾杯しよう 神谷と 彩香の 婚約祝いに・・・」
と 翔が真顔で缶をあげ
俺と彩香は 赤面してしまった・・・

「おめでと!乾杯!」

三つの缶が 音を立て
三人が 缶に口をつけていく・・・・


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