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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第11章 尿道責め-9

第11章 尿道責め(9)
 部屋のベッドの上の芳子は、逃げられないように、衣類を身に着けることは許されず、ふんどし状に股間にあたるT字帯と孕み腹が冷えないようにするための腹帯だけの姿で横になっていた。また、両手は頭の所で常に革ベルトにつながった鎖で固定されていた。
 手は顔を触る程度の自由があったが、ベッドから起きあがることはできなかった。
 センターの部屋に閉じ込められてから、芳子の日課は朝の検診から始まった。
 T字帯の幅はやっと秘裂を覆うくらいしかなく、部屋に入ってきた人が好奇の目を秘裂に注がないようにする程度の役しか立っていなかった。T字帯の横からは伸び始めた陰毛が品無くピンピンと顔を覗かせていた。
 T字帯は芳子が寝たままでの取り替えができるという点で便利だった。
 腹帯は腹部が冷えないようにするためだったがけっこうきつく締められている感じで苦しかった。
 T字帯は数日間、取り替えていないようで、股間部には縦にしわが寄り、薄茶色の縦染みができていた。

サキが部屋に入ってきたとき、芳子はまだまどろんでいた。
「朝の検診よ。まず検温と採尿ね」
 サキが芳子の両手を後ろ手にして手錠をかけ、ベッドから降ろして立たせた。
 そして、手に持っていたガラスの洗面器を床に置いた。
ゆっくりとT字帯のひもを緩めた。T字帯の女裂のあたる内側の部分はべっとりと薄黄色の粘りけのあるおり物が付いていた。
「ずいぶん汚れていること。……それに、ずいぶん匂うわねぇ」
 芳子は顔を赤くした。
 芳子はしゃがんで透明な洗面器を跨いで排尿の姿勢をとった。
「ちょっと待って!……まず検温ね」
「えっ」
 排尿しようとした瞬間、サキが突然それを制した。
「十分間の我慢よ……出しちゃ駄目よ」
 サキはパンパンに張っている芳子の膀胱をグッと押した。
「ああっ。止めて。……そんなことされたら出ちゃう」
「あら、そんなものかしらねぇ」
 サキは芳子の女裂を左手で開いた。黒い花弁が割れてピンクの粘膜が現れた。しゃがんだため、ピンクの粘膜は膨らんで飛び出していた。
 サキは薔薇の花を思わせるような複雑な形の膣口の上にある尿道口を探した。尿道口はひしゃげた三角形をしていた。体温計の先端でつついて入り口を拡げた。
「いや。ひどいわ」
 サキは体温計をゆっくり押し進めた。
「ううぅぅっ……」
 体温計はズブズブと沈んでいった。
「さあ、我慢できるかしらね」
「むむっ。そんなことひどいわ……」
 サキは芳子の尿道に体温計をさらにグッと押し込んだ。膀胱に届きそうだった。
 尿道で体温を測るつもりのようだ。 
「そんな……ううっ。痛いっ。……ひどいわ」 
「我慢できなかったらお仕置きよ。……それじゃあ今から十分間よ。……始めるわよ!」
 芳子は困った。昨夜からおしっこはさせてもらっていなかったために今にも出そうになっていた。それに排尿の準備体制に入った形での我慢は辛かった。さらに過敏になった尿道の奥まで体温計を入れられたのだ。
 その姿勢での十分間の我慢は芳子にとって地獄だった。
<第11章 尿道責め(9)おわり つづく>


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