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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第7章 発泡浣腸の恐怖-7

第7章 発泡浣腸の恐怖(7)
「また、別な娘はね。……子供ができない夫婦のために、身も知らぬ男の精子や女の卵を使ったりして、人工受精用の受精卵を作るって話を聞いたことあるでしょう?……できた受精卵を奥さんの子宮に戻して妊娠させたり、子宮の無い奥さんの場合は、他人のお腹を借りて……」
「はいっ……あっ、わかった。その夫婦のために子宮を貸して子供を産んであげるんですね。そんな役なら良いじゃないですか」
「そうじゃないわよ。そんな借り腹になれるんなら幸せよ。……たいてい受精卵を作るときはね。予備も結構な数を作るのよ。……その使わずにあまった受精卵を捨てる代わりに、売られていった女の子宮にたくさん放り込んで、多胎妊娠させられるって話。……腹ん中に六つ子だか八つ子だかがいっぱい入っていて、見世物にさせられているって。……臨月近くになると腹の中で胎児が大暴れして腹がボコボコ形を変えるんだってさ。まるで猫が袋の中で暴れているようだっていってたわ。男は、女とやりながら腹に触るのが面白いって。とにかく、チンコで突きまくると大騒ぎになるんだって言ってたわ。……もっとも、女の方は仰向けになると腹が重くて、苦しいだけなんだろうと思うけれどね……まあ、この女も膝を立てて寝たままで、休む間もなく何人もの妊婦マニアの狂った目をした男を相手に一日中受け入れるだけなんだろうけどね。……でもまぁ、足があって動けるだけましなほうだけれどね。……もっとも、何人も産んでいると膣の入り口がその度にあちこちが裂けたり切れたりして、……そのせいでガバガバになって何も感じないんだそうよ。……それでね。……産み月になると大勢の男達の卑猥な目に囲まれて、みんなの見ている前で子供を産み落とすらしいのよ。うんこをボトボト落とすみたいに……バケツの中にね」
「それで、……生まれた赤ちゃんは?」
「さあねぇ。……臓器移植用に育てるってのもあるみたいだけど……たいていは犬の餌かなんかになるんじゃないの」
「酷い……」
「元から捨てるものだからいいのよ。……まぁ、酷いのは女の方よ。……次の生理が来る前にまた妊娠させられるんだから。それもまた、多胎……」
「やだぁ……」
「数回繰り返すうちに、子宮が破裂して死ぬってきいたわ。あるいは、胎児の一つや二つが死んでもわからないから、結局腹ん中で腐って、それがもとで女も死ぬことがあるって。……いずれも若い内に死ぬみたいね。見てきた女もお腹だけ異様に大きかったけれど、酷くやつれていて、顔なんか老婆みたいだったって。もう、先が長くなさそうだって言ってたわ」
「ひぇっ……」
「三人目の女は、……これもやはり見世物でね。……ゴリラだかヒヒの雄と一緒に生活させられているみたい。しかも女ひとりに雄が二、三匹ってことよ」
「ううっ……それって……」
「ユキも見たことあるでしょ、動物園で。……マントヒヒの雄なんか発情期になると、客がいようといまいと、一日中チンコかまってるじゃない。……そんなのと一緒にいれば一日中、いや一年中嵌められっぱなしになるのよ。……入れ替わり立ち替わり、休む間もなくよ。……寝ても起きていても生理の時も……前から抱かれたり、後ろから挿入されたり.……とにかく、マンコに入れることしか考えていない動物だからね。……一緒に暮らす女も、しかたないから嵌められながら餌を食べたりオシッコしたりウンチしたりするんだって。……それだから、マンコを洗うこともままならなくって、痒くてたまらなくなって、嵌められてないときは、発情した雌猿がオナニーしているみたいに掻きまくっているって話よ。……その姿はまるで雄を誘っているみたいだって……」 
「嫌だぁ……」
「掻き捲っているうちに、女もしだいに感じてくるらしいわ。……股を開いて、よがり声をあげて、思わず気をやったりする姿を見せていれば、たちまち別の雄が吠えながら嵌めにやってくるんだって」
 ユキは頭がくらくらしてきた。
「さあ、急ぎましょう!……真剣にやらないと明日は我が身よ。上手く固まってカプセルが出てくるかもしれないから、やってみる価値はあるわよ。さあ、準備して……」
 冷えたグリセリンのボトルが並んだ。そしてマヤの手には先端を切り取った太い浣腸器があった。

 冷えたグリセリンが腹の中で固化して、それが再び腸の中で溶けて排出されることを確かめたマヤたちは、再び肛門から流れ出てくる浣腸液の中にフィルムを探した。
 しかし、汚物の中から見つからず、いよいよ発泡浣腸に移っていった。
 胃洗浄と浣腸の連続で、その間に美弥は何回も放尿した。マヤたちは美弥の放尿が銀線にならないのは、美弥の不揃いの花弁のせいと考えた。まさか膀胱に異物が入っているとは思わなかったようだ。
< 第7章 発泡浣腸の恐怖(7) 終わり  この章つづく >



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