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妻の悦びが僕の愛のカタチ 〜奈落へ栄達する夏帆〜
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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成長-1

 太田君と妻はデートを重ねた。休日のみならず平日の夜も行くようになった。もちろん僕は了承している。妻は必ず食事の用意をしていてくれるし、何時であろうが必ず帰ってきているようであった。以前と変わらず、明るく元気に朝も見送りに出てくる。彼女は日増しに女らしくなり、妖艶さを増し綺麗になっていった。
 今週の休日も二人は共に過ごした。今、動画を見ながら、彼女の変化に感動すら覚えている。

 妻は照りつける日差しの中、飲み屋街を歩いていた。いつものホテル群に隣接する飲み屋街である。今日はおヘソも隠せないタイトなTシャツと、又下2、3センチのミニスカート、足元は赤いハイヒールだ。下着は赤いハーフカップのフロントホックブラジャーと赤いTバックである。彼女の持っている下着の中で最も派手なものだ。ここに来るまでにも、コンビニやファーストフードショップなどでプチ露出を楽しんできている。下着はその時、しっかり晒している。
 飲み屋街の路地から三人のサラリーマン風の男性が出てきた。昼間だと言うのに少し酔っている様子だ。
「夏帆、靴紐ほどけちゃった」
 妻はカメラに歩み寄り腰を折る。もちろん脚はピンと伸ばしていた。太田君の足元が映る。結ばれている靴紐を、わざわざ彼女は解き、結びなおす。それを何度も繰り返していた。カメラが正面に戻ると男性たちはあからさまに妻のお尻を凝視していた。
「お兄さんの彼女? 写メとってもいい?」
 酔っ払い特有の赤ら顔だ。太田君が頷いたのだろう、一斉に男性たちは、日光に晒される妻のTバックのお尻を、様々な角度からスマートフォンに収めていった。
「ついでに前も見ときます?」
 太田君の声に妻はおもむろに立ち上がり、男性の方に向き彼らの返事も待たずスカートをたくし上げた。
「ほんとに、こんな女っているんだぁ〜」
 男性たちはどよめきながら、妻のあられもない姿をスマートフォンに収めた。
「上も見ときます?」
 彼らは小躍りして喜んだ。妻はためらうことなくTシャツの裾に手を掛け引き上げた。
 露わになったブラジャーに男性達からどよめきが起こる。彼女はそのままTシャツを脱ぎ去り、それを太田君に渡した。
 三台のスマートフォンを前に、下着姿で妻は色々とポーズを決めて見せた。
 照りつける太陽光にてらされ、赤いハイヒールとブラジャーにミニスカートという姿で、高性能なスマートフォンの中に様々な夏帆を焼き付けた。
「この時間に開いてる店なんてあるんですか?」
 太田君の問いに男性は撮影を続けながら、自分たちが出てきた路地を指さした。
「へ〜知らなかった。いいこと聞いたね、今日はそこに行ってみようか?」
 笑顔で妻は頷いた。
 撮影をしていた男性たちに挨拶をして路地へ向かうその姿は、顔はしっかりと正面を向き、背筋をピン伸ばして胸を張り堂々とさえしていた。
 路地に入るとすぐ、太田君が声をかけた。
「夏帆、スカートもいっとく?」
「うん」
 妻の笑顔はぎこちなさもなく、まるで家で見るそれであった。あっさりと脱いだスカートも太田君に渡して路地を進む。ハイヒールを運ぶたび、Tバックのお尻が右に左にと動く。毛先を内側にカールさせた黒いセミロングをなびかせながら、路地を闊歩した。男性の説明通り右手に赤い暖簾が見える。
「席、空いてるか見てきてよ」
 妻は当たり前のように、下着姿で暖簾をくぐり店内に消え、しばらくして出てきた。
「空いてるって」妻はにこやかに話した。「お客さんが二人と、あとはご主人さんだけだった。メニュー見せてもらったけど、結構、安めで美味しそうなもの一杯あったよ」
 夏帆の誘導で二人は店に入った。
「撮影しても、いいですか?」
「いいよ〜」店主はニヤケ顔だった。
 カウンターとテーブルが二つ小さなお店だった。夏帆の言葉通り客は二人。カウンター席にそれぞれ離れて座っていた。
 太田君と妻はテーブル席に着いた。夏帆はビールを頼み太田君はコーラにした。料理をつまみながら談笑する二人は歳の離れた仲のいいカップルであった。妻が下着姿であるという以外は。妻の下着姿を客はちらちらと気にしている。しばらくして三人の男性が入店。夏帆を見つけた途端声をかけてきた。
「いたいた。よかったぁ〜」「おっ! スカートも脱いでるねぇ」
 先ほどの路上でのスマホ撮影会の男性たちだった。
「またポーズとりましょうか?」妻は笑いながら席を立った。
 店内にはシャッター音が鳴り響いた。カウンターにいた二人の先客と店主までもが撮影を始めた。
「名前はなんていうの?」男性の一人は動画を撮っているようであった。
「えー名前?」
 さすがに言えないだろう。
「夏帆っていいます」妻は聞いてきた男性のスマホに向かってピースをした。「歳は三十四歳のおばさんです」
「三十四! 見えないよ」男性たちは一様のリアクションをとった。
「ほんとですよ。スタイルもいいし綺麗だけど」太田君が言った「乳首は黒いからねぇ夏帆、証明して見せてよ」
「黒いって――もう!」妻は口を尖らせた。「やっぱり、そうかなぁ」ハーフカップのブラジャーを捲りのぞき込んだ。
「みなさんどう思います?」ブラジャーを引き下げた。激しくなるシャッター音が答えだった。


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