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黒い聖母
【理想の恋愛 恋愛小説】

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アフリカの女-3

重なった前の骨のところに自分の重みで不快さを感じ始めた鉄矢は、入ったまま女をうつ伏せにさせ、腰だけ高く上げさせた。そのとき腹の中を押し回す知らない異物感に、先ほどまで生娘だった女は小さく悲鳴を上げた。
これは、鉄矢が最も好きな、しかし言わば最も「白けた興奮」を誘ういつもの姿勢だった。女は尻の穴を一番に近くし、背中を見せて揺れている。女の尻の穴のすぐ下に、男は自分をひた向きな熱心さで出し入れしている。野獣のごとく男は呻くが、ただ腰を前後に動かしているだけである。女は動きもせず、股に物を出し入れされながら、おうおうと鳴く。馬鹿らしい行為であると鉄矢は思わずにいられないのだが、そのうち快感がやってきて、自制心を失い、女の腹わたに漏らすのだ。しかも、漏らすだけだというのに、まるで何かをやり遂げたかのような誇らしさを男はその時感じるものだ。
馬鹿らしさが先に立って長くなりそうなとき、鉄矢は大抵、女の尻の穴に入り込んだ。そこで中休みの用をよく足した。抜いて立つのも面倒だからであったし、多少は気の利いたこの行為が面白いからでもあった。酔ったあとなどは特に多いはずなのに、女は尻深く出し尽くされて余裕の様(さま)だった。便利なものだと思った。
しかし今日の女は目の前で黒く光っている。尻の穴も、青みがかって見えるほど美しい黒だった。どんな事をしていても、もしかしたらこの女は綺麗なのかもしれない。美は疑えぬ価値だろう。それなら、この女とするどんな事にも価値がきっとあるのではないか。快感のみ残って他の感覚が麻痺してしまった腰を鉄矢は奉仕する思いで動かした。
鉄矢はふと、女の美しい肛門に指を当てながら、いつものようにそこで用を足したい誘惑に駆られた。細かい皺がすぼみあって、鉄矢の指に吸いついた。押せば呑み込まれそうだった。女は促すように、腹の奥の鉄矢を締め付けた。受け入れる寛容さをもう女は持っていると鉄矢は知って、思いとどまった。
「ルル」
名前を呼ばれた女は、鉄矢に顔を向けようとしたが、腰を押さえられているので、頭を傾けて
「なに?」
行為はたとえ下らなくても、この声の美しさは取り替え難い甘やかさだと鉄矢は感じた。
「僕たち、付き合ってみないか。」
「うん。」
鉄矢には、これは賭けの言葉であった。こんな気持ちになったことも最初であった。なぜなら、この眉目秀麗の若者は、幼い思春期前の少女にしか安心できない質だったからである。


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