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愛すべき彼女と肉塊
【学園物 官能小説】

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Yuki:「似ている人」-2

「もちろんだよー、だって俺…瑠奈ちゃんとセックスしたいし。」

瑠奈の女の表情は、今までたくさん見てきたがセックスしている時の表情というのは、俺の勝手な妄想だが、何かで代用しようとしても無理なのだ。

もちろん、本物を入れた時の表情は見たい。

でも、俺は陽との約束を守らなくてはいけなかった。

「瑠奈ちゃんは処女のままでいられるから…これくらいしたっていいじゃん。」

「私が嫌だって言っても…勇樹くんは無理やりしちゃうくせに。」

瑠奈の体は俺には依存性が強すぎる。

いくら時間があったとしても、瑠奈の体に飽きることはないだろうし、どんなに色々なアブノーマルなことをやっても、きっと様になって、俺の興奮が尽きることは決してないのだ。

だから、もう陽との約束を守りきれる俺の揺るぎない自信が崩れ去ってしまうような気がして、お互いの性器にお互いの肉棒と蜜壺を象った、せめてものの擬似セックスをすることができれば、理性の崩壊を阻止できるのではないかという俺なりに考え抜いた末の提案だった。

「だったら…瑠奈ちゃんがその気になるまで俺、ずっと瑠奈ちゃんに愛撫するよ。」

「…ドMのくせに…。」

瑠奈は俺に抵抗するかのようにそう言う。

「瑠奈ちゃんってさぁ…、前から思ってたけど…。」

(エロいことし始めると、ちょっと性格変わるよね。)

と途中まで言いかけて、俺はその言葉を胸にしまい込む。

「え、なに…?」

「なんでもないよ。さぁ、俺のちんこの代わりも見つかったことだし?次は瑠奈ちゃんのおまんこの代わりになるものを探しに行くよ。」

俺はスカートの中に手を入れて、ショーツ越しから膣に指を触れようとしたが、

「変態」と言われ手を払われてしまった。

オナホールが並ぶコーナーは、ディルドが並べられていたコーナーからさほど遠くはなく、すぐ近くにあった。

「男の人って…こんなの使ったりするの…?」

瑠奈が軽蔑と好奇心の混ざったような声をあげる。

「俺も使ったことは、2、3回くらいあるけどね。」

そういうと、ふーん、と瑠奈は頷く。

「でも…これ…気持ちいいの…?」

喰いついてきた…。

俺は心の中でそう思い、自らの体験談を瑠奈に話すことにした。

「オナホってさ、お湯とかで中を温めてローションたっぷり入れ込んで使うんだ。非貫通式のそこそこ気持ちよかったオナホ持ってた時はそうしてたよ。でも…空気がは入りやすいし、何より冷めてきたら…やっぱり悲しいよね。」

そこまで話して、俺は最後にこう付け加える。

「一番虚しいのは、中に出した精子を掻きだして…それを洗って乾かさないとまた使えないから…ね?」

オナホについての話が終わった時の瑠奈の表情は、可哀想な人間を見るそのものになっていた。

「男の子って色々大変だね…そんなこと一人でしなきゃいけないなんて…。」

瑠奈が俺を可哀想に思う余り、同情までされてしまった。

そんな日々は、陽や瑠奈に出会うまでの過去の遺物だ。

一つ一つのオナホールをチェックしていくのではなく、全体をぼんやりと見るように棚の商品を眺めていると、あるところで視線が止まる。

白石はなの女性器を模ったオナホールが棚に並べられているのを発見した。

「あっ!」

と思わず口に出してしまう。

「どうかしたの?」

と瑠奈は俺の目を見る。

白石はな。最近人気急上昇中のAV女優だ。

天然なキャラクターが売りの彼女だが、見かけによらず形の綺麗な胸と、大きくて色の良い乳輪がチャームポイントのGカップの持ち主だ。

瑠奈と出会ってしばらくした頃に、ブックマークのアダルトサイトでたまたま目に入った女優だった。

それというのも、このAV女優は瑠奈と雰囲気がどことなく似ているだけでなく、胸の形や大きさ、そして膣の表面までもが似ているのだ。

共通点が多すぎる彼女のアダルトビデオを俺は何度も見返した。

俺が今まで瑠奈にやってきたプレイも、彼女の動画でやっていたことで、再現できそうなものを自分なりにやってみたこともあったくらいだ。

俺は、白石はなのオナホールのパッケージを指差す。

「この女優さー、白石はなって言うんだけど…瑠奈ちゃんに何となく似てない?」

「えっ?どこが…?それにしても、すっごいおっぱいだね。勇樹くんが如何にも好きそうな感じ…。」

如何にもというか、この女優は俺の理想を絵に描いたような存在、と言えるほど俺の好みのタイプだった。

「この人の体、すっごくエロくてさー。瑠奈ちゃんもこんな感じのおっぱいしてるもんね…。瑠奈ちゃんに似てる、って思いながらいっつも見てるよ?」

「…勇樹くん、いっつも私の体のこと考えてるの?…暇人なの勇樹くんって。」

それは考えてるよ。最高の体なんだから…。








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