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愛すべき彼女と肉塊
【学園物 官能小説】

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Yuki:「似ている人」-1

文化祭が終わって、秋も深まってきた頃。

瑠奈も俺も、お互いの体だけでなく心に少しずつ立ち入るようになっていった俺は、今よりもっと愛情を注ぎたいという考えが頭に浮かんでいた。

それは、今瑠奈に対して体を触っているよりももっと過激で、恥ずかしいこと。

それで瑠奈が快楽に溺れてしまったとしても、そんな瑠奈を俺は優しく受け入れるだけの覚悟はあった。

瑠奈の理性をもっと壊してしまいたい。それこそ、俺のペニスを自ら求めるように。

でも、そうなってしまった時、俺は理性をちゃんと今まで通りに保つことができるのだろうか。

陽はおそらく、瑠奈がそうなった時のために瑠奈にも釘を刺しているのだと想像する。

陽のその行動は、女も性の衝動に飲まれることが例外ではないという事を暗示している。

俺は瑠奈が衝動に従うその瞬間の姿を見たいと思ってしまう。

それが、瑠奈の女性としての最大のいやらしさであると俺は考えるからだ。

それは、俺も例外ではなく、お互いの性的欲求が爆発してしまったら、後に何が残るのか未知数である。

それが見えるまで、俺は最後まで寄り添い続けたい。

その後に待っているのが、悲惨な結果だったとしても。

俺たちの体は、セックスこそまだだが、お互いに必要不可欠なものだと俺は考えていた。

本物のセックスを知らない瑠奈に、擬似セックスをさせて、男と女が一つなるところを、よりリアリティのある方法で想起させようと俺は計画を立てることにした。

「瑠奈ちゃん…俺とセックスしよ?」

「え…?」

俺は、学校から一旦家に帰った後、着替えて公園で瑠奈と抱き合っていた。

キスをしてすぐそういうと、瑠奈は狼狽して俺から視線を逸らす。

「陽ちゃんがダメだって…言ったじゃん…。」

「知ってるよ〜?」

俺は瑠奈の頬を抑えてちょっと強引にキスをする。

「ちょっと今から付き合ってよ。」

その場で瑠奈の胸を2、3回ほど揉んでから、俺たちは繁華街の方へと向かった。

駅を出てすぐ近くにある大手チェーンのディスカウントショップへと瑠奈を連れて中へ入って行く。

そこには、化粧品から整髪料、洋服やお菓子、ブランド物の財布や時計などがウインドウに並んでいた。

ここにはなんでも揃っていて、高校生にとって夢のような場所だった。

おまけに整髪料や香水は珍しいものも取り扱っていて、普通の店舗で購入するよりも安かったりすることもある。

いつもなら、そういうコーナーへとまっ先に脚を運ぶのだが、今日はそこを通り越してある場所へと向かう。

そして、ピンクのライトで如何わしく演出されたコーナーへと俺と瑠奈は入って行った。

そこには、アダルトビデオで使われているようなマッサージ機があったり、ローター、ディルド、ローションなどが並べられていた。

「ねぇ…ここ18禁のコーナーじゃないの…?」

初めてここへきた瑠奈が、あまりにも挙動不審だったので、俺は今日の計画を少しだけ瑠奈に耳打ちした。

「キョロキョロしてると、高校生ってばれちゃうよ。せっかく服に着替えて来た意味がないから…。今日はね、瑠奈と俺がセックスできる道具を探すの。」

「セックスができる道具…?」

瑠奈は首を傾げている。

「つまりね…」

俺は瑠奈の耳元まで顔を近づけて、「俺のちんこの代わりになるものと、瑠奈ちゃんのおまんこの代わりになるものをここで探すんだよ。」

とわざと軽蔑されそうな表現をして瑠奈の顔色を窺う。

「そんなもの…どうやって…!」

下品な表現をふんだんに使った俺の言葉を聞いて、瑠奈は顔をしかめる。

その反応を見るだけで、俺の中の何かがゾクゾクと震えて目の前にいる瑠奈をもっと堕落させてしまいたいと感じる。

「これをね…俺のちんこだと思って、瑠奈ちゃんのおまんこの中に突っ込むよ。」

俺は近くにあったディルドをこれ見よがしに瑠奈に見せつける。

「いやっ…」

瑠奈はそれを手で押しのける。

「あ…でも瑠奈ちゃんはまだ処女だし…、こんな太いの入れたら…瑠奈ちゃん処女なくなっちゃうかもね。」

「ちょっと…!声大きいってば!」

処女、の部分を強調しながら言うたびに瑠奈は俺のことを睨む。

「じゃ、処女用のディルド…探さなくちゃね。」

今度は耳元でそう囁いて、店内を見渡してみる。

18禁のコーナーはざっと見渡して、黒やピンクなどの生々しい色で埋め尽くされている。

ディルドが並ぶコーナーを細かく見ていくと、その片隅に処女用のディルドが1つだけ置いてあるのを発見した。

「お、これいいじゃん!処女用ディルドだって!」

瑠奈は汚いものを見るような目で、

「ホントにこれ買うの?」

と聞いてくる。



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