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恋人宣言
【女性向け 官能小説】

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「んっっ・・・ぁ・・」

元から大して抵抗していなかった私の両手に力が抜けるのを見届けて
拘束していた手を離すと、両手で私をなであげる。

やがて私の上からゆっくりと降りて。片手がストッキングに移り
優しくそれを脱がせた後、下着に手をかける。

クロッチの部分に小さく糸を引いて。
それを見て満足そうに笑うと中指の腹で優しく優しく秘部を触りだした。

その刺激に愛液が流れ出す。

「青木・・・」

「ん?」

「指・・・入れてっ」
思わず言った懇願に、小さく笑うと
ヌルっとした感触とともに、長く太い指が私の中をかき回した。

「ああぁ・・・ぁぁ・・・ぁ」

「葵・・・」
切なそうに私の名前を呼んで。
目を細めて私の秘部の奥まで指を入れる。

「いい?」
私たちしかいないのに。
誰にも聞かれたくないようなナイショ話のように小さく小さく耳元で聞いて。
その言葉に小さくうなづいた私を確認して。
ゴムを付けた青木が息を吐きながら私の中にゆっくりと入ってくる。

私の中を確かめるように、ゆっくりと動いていた律動が。
段々早くなって、その存在を主張し始めて。
最後には自分のモノだと誇示するような動きに変わった。

「はっはっはぁぁぁ・・・」

気持ちのいいこの時間が長く続くように。
浅く息を吐き出して、感情の波を回避しようとしたのに。
もう、波は待ってくれなくて。
身体の奥からそれが私を飲み込むのに時間はいらなかった。

「あ・・・・ぁぁぁ・・・・」

喉の奥から出た、相手を欲するような声に。
青木も満足そうに笑って、私の上で果てた。




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