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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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白川歩美-2

 白川歩美の住んでいた場所が見つからない以上、手がかりは真田竜彦のアパート周辺しかない。マギーと吉川は車に乗り真田竜彦のアパートに戻る。現場を張り込んでいる刑事に様子を伺ったが、不審人物は確認出来ていないとの事であった。それはそうだ、真田竜彦は勿論の事、白川歩美が事件に関わっているのであれば、わざわざ自分から刑事が張り込んでいるであろうこの場所に現れる訳はない。それが分かっていても張り込まなければならない刑事には頭が下がる。刑事に礼をしてからアパートの住人に白川歩美の事を聞き回る事にした。
 「あー、良く来てましたね、お隣さん家に。」
そう答えたのは真田竜彦の部屋の隣の住人、大学生の沢田隆明だ。沢田はニヤニヤしながら言った。
 「来てると分かるんスよね〜。その女、ヤッてる時の声がハンパなくデカくて。しゃぶる音もジュポジュポってスゲー音立ててさぁ。酷い時は一晩中声を響かせてる時ありますからねぇ。もうこっちは目がギンギン、チンポはビンビンで困っちゃいますよ〜。」
わざといやらしい言葉を言ってマギーの反応を見ようとするが、顔色一つ変えずに対応するマギー。
 「この女性、何か変わった様子とかはありませんでしたか?」
 「さぁ…。たまーにすれ違うぐらいで。しかしあんな可愛い美人があんな激しいセックスするなんてって思いながらすれ違いざまに顔を見てやってましたよ。そんな俺の気持ちを察したんだか、いつも恥ずかしそうに俯いて通り過ぎて行きますよ。」
 「そうですか。ありがとうございました。」
 「いえ。てか刑事さん、可愛いね?」
 「どうも。」
沢田からはろくな情報は得られないと考えたマギーは素っ気なく答えて沢田の部屋を移動した。
 他の部屋で在宅していた住人何人かにも話を聞いたが、たいてい同じ内容だった。
 「この女、よっぽどスケベなんだな…」
吉川はニヤニヤしながら言った。
 「女性をそんな目で見るのは止めてくれないかなぁ?」
不機嫌そうに吐き捨てるマギーに反論すると痛い目に遭う事を知っている吉川は小さくなった。
 同じアパートの住人の話を聞き終わると2人は周辺の住人に話を聞いて回った。しかし白川歩美の顔画像を見てピンと来た住人は殆どいなかった。たまに見かけたような気がするという曖昧な話が多少聞けただけであった。
 そんな中、吉川が欠伸をしながら諦めかけていたその時、真田竜彦のアパートから少し離れたアパートの2階の住人から吉川の欠伸を塞ぎ込ませるような話が飛び出した。
 「この子…、い、いや…知りません…。」
その言葉にマギーの目が眩いぐらいの輝きを見せたのであった。


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