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愛すべき彼女と肉塊
【学園物 官能小説】

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Haru:「三つ子の魂百まで」-5

バレちゃった…。私がして欲しいこと。

「瑠奈ちゃん、さすが女の子だね。気持ちいいとこ知ってるんだ…。」

勇樹は、瑠奈のことを見てから、

「2人で、陽のこと…。イかせちゃおっか。」

そう言って私の中を指で掻き回しながら、硬くなっている左の乳首を摘まむ。

「いやっ…!やめて…。」

本当は止めてほしくなんてない。だって、私の体はこんなにも濡れて悦んでいるのだから。

「瑠奈ちゃんもこっち触ってあげて。」

「うん…。」

私のクリトリスを触りながら、瑠奈は右の乳房にペタッと触れる。

「だめっ!おかしくなる…っ!」

勇樹に触られているだけでも、私は満足してしまっているのに。

見てるだけの瑠奈までも私の体に触られたら…。

いつもイかせてあげてる瑠奈に見つめられて…体も弄られて。

もう何がなんだかわかんない。

私の体、どこまでいっちゃうの?

怖い…。

初めて絶頂を迎えることに恐怖に似た何かを感じる。

「あはぁっ…!いやぁぁぁぁぁぁっ!」

叫んでも、誰も助けに来ないのに、叫ばずにはいられなくて。

「瑠奈ちゃん、ちょっといい?」

勇樹は指の動きを止めずに、瑠奈の指を制して、とうとう私の勃起したクリトリスを口に含んだ。

「あっ…っ…!!」

シーツにしがみついても、体が絶頂を迎える快感に耐え切れなくて振りきれそうになる。

鏡で自分の顔は決して見れないほど、私は今はしたない表情をしているのだろう。

その暁に、絶頂を迎えた瞬間に舌が出てしまっていた。

ベッドが一番そこまで沈むくらい、私の腰はガクンと落ちて、それから…。

それからのことはもう、何も頭に入らなくなった。

まるで、意識を失っていたかのようになっていて、気が付くと勇樹が隣で寄り添って私を見つめていた。

「陽…、だ、大丈夫?」

これまでにないほどの、私の反応に勇樹も瑠奈も動揺を隠しきれていない、そんな表情をしていた。

ぼーっとしていた意識がだんだんはっきりしてきて、私は体を起こす。

間違いなく、私が生きてきた中で最も感じた瞬間だった。

勇樹に抱きついて、唇を重ねて、私は勇樹の下着の中に手を伸ばす。

勇樹の下着の中は、腫れ上がった肉棒で蒸れていた。

私の手の甲に、下着の布についている冷たいカウパーが私の手の甲に糊のようにくっついてくるのを感じる。

「っ…!」

私が勇樹の右の乳首に吸い付くと、勇樹の呼吸は途端に乱れて荒くなる。

窮屈そうに下着の中で最大限に勃起している勇樹のペニスを、私は片手で勇樹の下着をおろして解放する。

下着の檻から解放された勇樹の反り立つ肉棒が、勢いよく顔を出す。


その下側を持ち上げるようにして、2回、3回ほど擦ると、その度に喜んでいるかのように、ビクンとなる。

私を抱きしめる手の指先に力が入っているのを感じて、片目を瞑って快楽に耐えている勇樹の姿が、少しだけ可愛いと思った。

「うっ…、そこ…気持ちいいよ陽。」

少しだけ、苦しそうな表情をした勇樹が、私の髪を撫でる。

ふと、勇樹の肉棒に目をやると、嬉しくて涎が垂れてしまったみたいに、反り立つそれのすぐ下のシーツが、カウパーで染みていた。

私は勇樹にキスをして、そして…ペニスにもキスをする。

唇に伝わる、肉棒の熱を帯びた感じと、男の人が垂らす涎の苦み。

そして、鼻を刺激する微かな雄の匂い。

最初は不快に思っていたこの匂いが、次第に私の中で勇樹との繋がり更にを求める、性のアロマのような役割をしていると、薄々感じ始めていた。

勇樹に教えてもらった、男を喜ばせる…あのやり方。

私はそれを頭の中でイメージしながら、勇樹の下半身の硬い生き物を口に含んでいく。

「うぁっ…本当ヤバイって…気持ちいいのか、くすぐったいのかわかんない…!」

勇樹は上半身を傾けたり、仰け反ったり、落ち着かない様子だ。

私が勇樹の亀頭の辺りを舐める度に、

「あっ!」

と勇樹は声を出して、シーツを強く握ったり、脚を動かしたりする。

私たちが、まだセックスをしてから2、3回の頃を思い出す―――。



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