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「夏の出来事 4」
【若奥さん 官能小説】

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ちづるの ち 2-1

ちづるは幼稚化してくる。

子供のように、足をゆすって泣き出してきた。

「んっ、ぅうっ、うっ、、えっ、
ぅう、ぅ、ぅ、ん、ん!ん、ん、なんで、? 
なんで、っ、笑うの、!?、、」

「ちづちゃん、、?」

ソファーがガタガタと揺れている。

取り乱してしまっているのを、タクミは抱きしめてなだめた。

「ちづちゃん、? ちょっ、と、落ち着いて、、?」

ちづるに、タクミの声は届いていなかった。

恐怖と不安、そして快楽。
 そこからの 鼻血。 

ちづるの目の前にいたタクミは、鼻血をふいてあげて笑ったのを最後に、消えてしまった。

 ちづるは 過去の中にいた。


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