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二人の外道
【鬼畜 官能小説】

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B:3-2

 亜里沙が言われた通りに、Bの胸にもたれ掛かるように座ると、彼は亜里沙の脚に、自身の脚を絡ませて大きく広げた。いきなり秘所を大胆にさらされた亜里沙は右に顔を背けるが、背けた先には待ち構えていたようにBの顔があり、唇を吸われてしまった。
「んんっ、ちゅぅっ、ちゅっ、んはぁぁ」
 唇を重ね合いながら、Bは亜里沙の縄に絞られた二つの白い膨らみを手に抑え込む。整った形の乳房が不整形な、歪な形へと変えられると同時に、そこから発した快感が亜里沙に響く。
「ちゅぷっ、ん、んふぅ、ぅん……はぁ」
「ん? どした、感じてるのか?」
「うぅ……」
「感じてるよな? だってこんなになってんだから」
 Bは右手の位置を乳房から愛液の滴る秘所へと移した。透明でぬめりのある液体が指に絡みつく。それは亜里沙が快感に悶えている動かぬ証拠であった。
「ほら、言えよ」
 愛液を纏わりつかせた人差指を亜里沙の口に突っ込んで、ぬめりを取り除く様に頬の裏側に擦りつける。外側から見ると、口の一部がぷくっと膨らんで可愛いく見えた。
「うぅぅ……感じて、ますぅ」
「ああ、そうだ。そう言って、亜里沙ちゃんは悶えてればいいんだ」
「うひゃぁっ! ああっ、いやっ」
 指が口から引き抜かれると、そのまま間髪入れずに膣に挿入された。人差指と中指の日本の指が第三関節まで一気にずぶっと亜里沙を貫いた。快感が脳を瞬時に直撃し、身体が強張る。
「なんだ、指入れただけでイッたのか。ほんとに淫乱になったな」
「やだぁ……恥ずかしいですよぉ」
「そういう羞恥心も、愛液になっちゃうんだよなぁ。指動かしてやるから、もっと感じろよ」
「ううっ、つああ、くうう」
 ぴちゃぴちゃと、愛液が音を立てて指を動かされるたびに外へ飛び出る。亜里沙の秘所から飛び出た液体は、シーツに点々と染みを作って、さらに亜里沙の羞恥心を刺激していった。
「うああ、イ、イクっ! イッちゃ、うう……ふっ、う、うはああああぁぁっ!」
 身体全体がビクッとビクッと何度も痙攣し、亜里沙の意識が遠のく。
彼女は、この現象がいつの間にか好きになっていた。この絶頂はいつも、彼女の置かれた状況を、ほんの少しの間だが、忘れさせてくれるのだ。


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