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「夏の出来事」
【若奥さん 官能小説】

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Kちづるの失態-2

「大丈夫。
気にしないで、いいから。

、、興奮しちゃったんだよね?」

抱きしめられると、もっと子どものようになってしまう。

ちづるはしばらく、タクミの胸で泣いた。

「んっ、ん、、ぅうっ、、漏らし、、ちゃった、、こ、と、、ん!、、ぅっ、だれ、にも、うぅっ、、っ、!」

「ん、、言わないよ。」

「うぅ、、ん、ん、んんっ!、、っく、ぅ!ぅ〜」

何も言わず、タクミはちづるの背中をさすり、暫く抱きしめた。

ちづるが少し落ち着くと、タクミは

「シャワー、してくる?」

と、言った。

「、、ぅん、、。」

ちづるは濡れたスカートを持って、うつむきながらお風呂場へ行った。

シャワーを浴びてる時も、ちづるはまだ動揺していた。

オナニーを、見せてしまった。

そして、漏らしてしまった、、。

今までにない経験をしてしまったちづるは、この現実に、どう対処していいのか、、。
全然分からなかった。

シャワーを浴びながら、自分が情けなくなり、また泣いた。

シャワーから出て、部屋に戻るとタクミがこっちにきた。

「大丈夫?」

ちづるはうつむきながら、

「、、、ぅん、、。」

と言った。

ちづるは、まだ羞恥心でいっぱいだった。
ずっと下をむいている。

「俺の顔、見れない?」

黙って、頷いた。

「、、、ん、分かった。今日は、帰るよ。
ねぇ、ちづちゃん。」

「、、、なぁに?」

ちづるの目は真っ赤だ。

「バイバイの前に、抱きしめていい?」

ちづるは、少し考えてから頷いた。

タクミはちづるをぎゅっと抱きしめた。

タクミの暖かさを感じると

「ふ、、、ん、、ん、んん、、」

また涙が出てきた。

さっき、いっぱい泣いたのに、、。
なんの涙なのか、もう分かんない。
でも、タクミ君の胸、、。
暖かくて安心する、、。

「いっぱい恥ずかしい思い、させちゃったね、、。
俺の事、嫌いになった?」

ちづるはタクミの胸の中で首を横に振った。

「俺はちづちゃん、好きだよ。」

タクミはちづるの口に優しくキスをした。

タクミは「じゃあ、ね。」

と、出ていった。


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