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会社の備品
【OL/お姉さん 官能小説】

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新人歓迎会(前編)-4

 香澄の白い太ももと、ピンクのショーツが衆目の目に晒される。勢い良くスラックスが引っ張られたせいで、ショーツも少し下にずれ、程よく手入れされた陰毛の一部が顔を出している。

「い、いやっ!やめてください!何をしているか分かってるんですか⁉︎」

 身の危険というより、貞操の危機を感じた香澄は、なんとか拘束された状況を逃れようと、両腕を暴れるように動かす。しかし、手錠はガチャガチャと音を立てるばかりでビクともしない。

「それにこれも!外してください!」

 香澄は信頼していた同僚にこんなことをされて、裏切られたという気持ちでいっぱいだった。その感情は、下着を見られているという羞恥を超えて、怒りとなって表れていた。

 しかし、それも長くは続かなかった。
 さわっと太ももが撫でられる。突然のことに、香澄の背筋をぞぞっとしたものが走る。そちらに視線をやると、しゃがみ込んだままの松戸が、香澄の股間を見ながら太ももをさすっていた。

「岡田さんの太ももはすべすべして、触り心地がいいねぇ。それになんだろうねぇ、この匂いは。」

「ひっ。」

 松戸は鼻の穴を大きく広げ、大きく息を吸ったり吐いたりを繰り返しながら、香澄の股間へ顔をゆっくり近づける。

「や、やだ……や、やめてください……。」

 自分の身を守るべく、今度は恐怖の感情が香澄を支配していた。恐怖に震える香澄を尻目に、松戸の顔が股間へ近づく。そして、ピタッと止まる。

 香澄は何で止まったのか分からないが、助かったと安堵する。しかし、それは一瞬で裏切られた。

 松戸は勢い良く、香澄の股間へ顔をうずめた。

「ひぅっ⁉︎」

 松戸の鼻が敏感な部分を刺激し、思わず香澄の体がビクンと反応する。

 松戸は顔をうずめたまま、二度、三度と匂いを嗅ぐ。

「や、やめてください!い、いやっ!離れてっ!」

 松戸のおぞましい行動に、香澄は大声で反抗の意を示す。
 しかし、松戸は止まるどころか、顔をグリグリとさせ更に鼻をおしつける。

「ひぁん⁉︎や、やだっ!んぅっ!い、いゃ……んぁっ!」

 グリグリとされるたびに、香澄の股間は刺激され、艶かしい声が口からこぼれる。

「いやー、濃厚なおしっこのいい匂いがしてるよ、岡田さん。」

「やめて!そんなわけ、ないじゃないですか!」

「これは紙がなくて、拭かなかったことは確定かな。」

 そう言えば、初めにそんなことを言っていたと、香澄は思い出す。これ以上、辱めを受けるぐらいなら認めてしまおうかと思っていると。

「いやいや、部長。匂いだけで判断するには早計じゃないっすか?」

「そうですよ、匂いなんて普通におしっこしてても匂うもんですって。ね、岡田さん。」

「そんなこと、し、知りません!」

 突然話を振られ、咄嗟に拒絶する。ただでさえ恥ずかしい格好をさせられているのに、更に言葉によって辱められめいる。そんな気持ちから、つい言葉がトゲトゲしくなる。

「それもそうだな。もっとちゃんと調べないとね。」

 その言葉に、香澄の心拍数が跳ね上がる。

「調べるって……こ、これ以上、何をするつもりなんですか……?」

 もう嫌だ、助けて欲しい。そんなすがるような目で松戸を見る。

「これ以上?岡田さん、何言ってるの?まだ始まったばかりでしょう。」

 松戸の手が、香澄のショーツへと伸びる。

「は、始まったばかり……?え、あ、なに、なにするんですか……?」

 松戸の言葉が理解できず、そして松戸のしていることも理解できず、香澄は混乱の極みにいた。

「なにって、ちゃんと調べるんだよ。」

 ショーツを掴んだ手がゆっくりと下ろされる。

「い、いや……何してるの……じょ、冗談でしょ……。」

 身動きの取れない香澄は、ゆっくりと下ろされるショーツを見ているしかできなかった。恐怖のあまり、ガチガチと奥歯がぶつかり合う。

 陰毛の大部分が露わになり、もう少しでも下ろされると大事なところが見えてしまう。

「もう、だめ……や、やめて、こ、これ以上は……。」

 必死の懇願も松戸には届かず、下ろす手が止まらない。そして、香澄は大事なところが見えてしまうと思うと、それを見たくなく、目を閉じようとした瞬間だった。それより早く、一気にショーツが膝下まで下ろされた。

 突然の緩急に固まっていた香澄だったが、ほとんど間をおかずして自分のあられもない格好に気づく。

「い、いやぁぁぁぁぁぁっ!」

 まだ経験のない香澄は、誰にもまだ見られたことのない場所をさらけ出され、たまらず絶叫していた。

 松戸はショーツを香澄の足から抜くと、それを裏返しクロッチを確認する。そこには、香澄のクレバスの形に沿って、山吹色の線が出来ていた。

「おっとー、これは確定かなぁ?」

 ニヤニヤと笑いながら、両手を使ってクロッチが良く見えるよう広げる。そして、それを高く掲げると、その場で体を捻りながら全員に見せる。

「あー、綺麗な線ができてるなー。」

「これは拭いてないねー。」

 同僚の視線の半分はショーツに向けられ、もう半分は香澄の股間へ向けられていた。

 なんで、こんな辱めを受けなければいけないのか。香澄は悔しくて恥ずかしくて、気付けば泣いていた。

「さて、嘘をついた岡田さんには罰ゲームが待っていますよ!」

 気付くと、憲司は香澄の足から離れていた。
 ようやく自由になった足だが、この状況で足を動かせば、恥ずかしいところがぱっくり見えてしまう。結局これまでと、何一つ状況は変わっていなかった。


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