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落城
【熟女/人妻 官能小説】

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落城 -2


そして美香と二人再び朝まで熱い時間を過ごし今回の依頼は完結しました。

それからの私は美香との関係を続けながら相変わらずパーティーに招かれ多くの女性の方々と肌を重ね合い自由な日々を過ごしていました。

加藤さんとは連絡を取り合っていましたが山本さん夫婦は徹君主導の元、夫婦生活も円満になり山本さんの性癖も満たされていると聞いていました。

半年後、加藤さん夫婦から自宅でのホームパーティーのお誘いがあり美香と二人招かれました。

私は自宅に招かれたのは初めてでしたが美香の運転する車で加藤さんの自宅へと向かいました。

さすが大手企業の重役の自宅は豪邸と呼べる立派なものでした。

シャンパンで乾杯した後加藤さんから山本さんの頑張りで今回のプロジェクトは軌道に乗りその功績により来期から社長の椅子が決まったとの話がありました。

そしてそれは私の協力があったからと改めてお礼の言葉を頂きました。

私は「加藤さんのサポートや美香の協力があったから成し得た事です。」と話しましたが、奥様も「この人が社長になれるのは貴方のおかげよ。恩人よ。」と笑顔で話します。

加藤さんは「二人の事は美香から聞いているよ。どうやら美香が離れられなくなったみたいだか…。この歳、夫婦になると言うのはどうかな?」と私を見ます。

すると美香は「おじ様、何よいきなり!」と顔を赤らめ加藤さんを見ます。

「おじ様?」と加藤さんの顔を見ると「話してなかったけど美香は私の姪だ。いろいろあって独り身になって何ら楽しみもなく料亭の雇われ女将をしていたのだが家内が私達夫婦の事を話しこの世界に連れて来たんだ。家内の強い薦めで美香を君に紹介した訳だ。」と美香の事を話しました。

奥様は「貴方なら信頼出来ると思ったからよ。でもその後は貴方達が決める事だから…。でも相性は良かったみたいね。」と笑顔で私達を見ます。

美香は私の腕を掴み恥ずかしそうに下を向きます。

加藤さんは「先程の話しの続きだが、君を私の会社に迎えたいのだがどうたろう?もちろん社長室付けの管理職だ。給与面でも優遇する。」と真剣な目で私を見ます。

奥様は「主人は恩人の貴方に右腕としていろいろ助けて欲しいみたいよ。ゆっくり考えてからでいいのよ。」と笑顔で話します。

私は「即答で申し訳ありませんが、私は今の生活を変えるつもりはありませんよ。まして大手企業の管理職なんて柄ではありませんから。」と笑いながらお断りしました。

加藤さんは顔を赤くして目を吊り上げテーブルを叩き「負けたー!」と大声をあげました。

すると奥様が「言ったでしょ。彼はそんな男じゃあ無いのよ。普通の男とは器が違うのよ。賭けは私の勝ちね。」と笑いました。

どうやら加藤さん夫婦でこの話しで賭けをしていた様で「即答。断る。」に賭けた奥様の勝ちで奥様は高価なご褒美を手に入れた様でした。

その後和やかなホームパーティーも終わり美香と加藤邸を後にしました。

美香は運転しながら「貴方はこれからも貴方らしくいて下さいね。私は貴方の側にいますので。」と私の手を握りました。

そして今も相変わらずの生活を美香と二人楽しんでいます。

そして、これからも…。

--- 完 ---



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