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二人の外道
【鬼畜 官能小説】

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「さて、矢野亜里沙ちゃんだね? 今から亜里沙ちゃんは私たちの遊具になってもらうよ」
 Bはまるで幼子を相手にしているかのような優しい声で亜里沙に話しかけた。内容はひどく恐ろしいものであったが。
「ぃや……」
 辛うじて小さなうめき声に否定の言葉を乗せて絞り出し、首を小さく横に振って意思を示す。つぶった目の端からは涙が光っている。
「はーい、泣かない泣かないっ」
 Aは指先で亜里沙の涙を拭ってやると、そのまま、顔を亜里沙に近づけて唇を奪った。
「んん!?」
 亜里沙は最大限自由の利く範囲で抵抗する。もっとも、その最大限は四肢を多少ばたつかせて、首を振るぐらいのもので、Aによって片手で首元を押さえられるだけで簡単にその動きを止められてしまった。
「JKの唇はおいしいなぁ」
「気持ち悪いぞ、お前」
 BはAに毒を吐くが、彼も亜里沙の唇を自らのジャージの袖で拭ってから、唇を重ね合わせた。
「もう、いやぁ……なんで? なんで?」
 全く身に覚えのない理不尽を、亜里沙は涙声で非難する。
「答えは簡単。亜里沙ちゃんが可愛くて、俺たちクズ二人に目を付けられたからだよ」
 Aが亜里沙のサラサラのセミロングの髪を優しく撫でながら言った。これがもし恋人同士なら愛を確かめ合う初々しい情事となっていただろう。
「さっさと楽しもうや。で、どっちが処女を奪うんだ?」
 Bは亜里沙の胸元のボタンを一つ一つ開けながら、未だに頭を撫でているAに提案した。
「最初はお前さんにくれてやるよ」
「なんだ、珍しい。お前はこういうのが好きだっただろ?」
「たまにはお前さんにも譲ってやろうって気遣いさ」
「なら、遠慮なく貰うぞ。と言いつつ、まずは胸からだな」
 ボタンをすべて外し終わったBは続いてブラジャーを外す。なんの飾り気のない白いブラジャーが取り払われると、形の整った健康的な胸が姿を現した。


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