投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

呪縛の檻
【その他 官能小説】

呪縛の檻の最初へ 呪縛の檻 79 呪縛の檻 81 呪縛の檻の最後へ

消された記憶-9

すると、再び絵茉が声を上げる。

「あっ!この場所!!」

そこはさびれたサービスエリアだった。

「さっきのお店で母は結局何も買えなかったので、遊園地の食べ物は高いし、ここで何かご飯でも買おうかってなったんです。それで今度はみんなで車から出ました。でもすでにこのお店はやっていなくて、私たちの他に車は停まっていませんでした。だから、もう潰れちゃったのかしらって言う話をして・・・違う。違います!!!」

「絵茉、何か思い出したのかい?」

東条と秀慈は絵茉の話を息をのんで聞き続けた。

「あの時、もう一台車が停まっていた。黒い大きな車・・・。私たちが車の中に戻ろうとした時、物凄い勢いで車が近づいてきて、―――私、その車の中に引きずり込まれた!!そしてそのまま車がどこかに発進して・・・。すごいスピードで走って・・・私の乗った車が崖の頂上を下り始めた時、後ろから凄く大きな音が聞こえて・・・」

絵茉は泣き出してしまい、その後は何も言えなくなってしまった。


呪縛の檻の最初へ 呪縛の檻 79 呪縛の檻 81 呪縛の檻の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前