料亭での秘め事-1
絵茉は高級車の助手席に乗っていた。
一馬が学校まで一人、迎えに来てくれたのだった。
「倒れたんだってね？大丈夫かい？」
「はい、少し良くなりました・・・。でも保険の先生には家に帰って休むように言われました。」
「どうやら昨日、無理をしすぎたみたいだね。」
一馬にそう言われても絵茉は はい。と答えることは出来るはずもなく、自分の手元に視線を落とした。
「心配しなくていい。アレを使うのはまた今度にしてあげるから。」
絵茉がチラッと一馬の顔を見ると、信号待ちをしている一馬も絵茉の方を見ていたが
すぐに信号の色が変わると一馬は絵茉から目を逸らし、前を見据えた。
「今日の昼は外食しようと思っていてね、絵茉も昼ご飯はまだだろう？」
「はい、でも食欲ありません。」
「しっかり食べないとダメだよ、絵茉。こんなに細いのにもっと痩せる気かい？」
一馬はそう言いながら絵茉の制服のスカートからのぞく白く細い脚を撫でまわした。
「っ・・・」
いやらしい手つきで撫でられ、絵茉は声を押し殺す。
「私の行きつけの料亭だよ。個室を取ってあるからゆっくり食事をしようか。あぁ、春花も今は家に居ないから気にしなくていいよ。茶道の集まりがあるとか言っていたな。」
一馬はそのままその大きく長い指で絵茉のスカートをまくり上げ、下着越しに割れ目をつつっと触れた。
「おじさま・・事故になってしまったら・・・。」
「ふふ、大丈夫だよ絵茉。君は大人しく私に身をゆだねていればいいんだよ。それに二人だけの時は名前で呼びなさいと、何度も言っているだろう？」
「あぁっ！！！」
下着の隙間に淫らな指が滑り込んでくる。人差し指と中指で小さな尖りを挟むように刺激してくると、絵茉は声を押さえることが出来なくなった。
グリグリと弧を描くように尖りを摘まみながら弄ばれると、絵茉は耐え切れないように車の座席を両手でひしっとしがみ付いた。
「やぁぁ・・んんっ」
もう少しで絵茉が達しようとした時、一馬の手が止まり車も停止した。目的地に着いたのだ。