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催眠権売買
【SF 官能小説】

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あさ-1

朝、目覚まし時計がなる前に起きると、朝日がカーテンの隙間から差し込んくる。
掛け布団は外され体を下に引きづられ気づく、鳥飼くんが唾を塗って挿入してきた。
「あれ、起きた?」
頭がまだぼーっとしている、目覚ましが鳴る前なら寝たい。
鳥飼くんは腰を動かし舌を絡めてきた。
うっとおしい
「声だせ若月」
もう、寝ていたいのにと思いながら「ああ、ああ」と妖怪みたいな声がでた。
寝起き早々に声は出ないよ。
ガツガツと腰を叩きつける鳥飼くんは昨日よりはうまくなっている気がする。
目覚まし時計が鳴り、スイッチを切ると、
鳥飼くんは何も言わずに中で出した。
あー、朝の中出しはやめてほしいな
鳥飼くんはティッシュで自分のを拭くと、私をみることなく落ちている学生服を拾い着替え始めた。
私は腰を叩きながら中の精子を取り出すのに時間がかる。
着替え終わった鳥飼くんは私の携帯を拾いメールを見て笑ってる。
携帯だけは触ってほしくないのに。
私も制服に着替え教科書をカバンに入れてると、
「これ誰?」と携帯の画面を向けてきた。
ドキッとした。
遠目だけどテニスをしている日村先輩の隠し撮りだ。
「それは、日村先輩だけど」と内心焦っていると
「こんなのいらねーだろ」と言いながら写真を削除してしまった。
「えーーなんで消すのよ!」
「こんなやついらねーじゃん」
「消さなくてもいいでしょ」携帯を奪うと、本当に消えていた。
なんだろ、ものすごく悔しい、涙が溢れてくる。
「泣くなよ俺がいるだろ、逆にショックだよ」
「そうだけど」確かに彼氏がいるのにほかの男の人の写真はおかしい、
おかしいけど、ものすごく大切にしてたからショックだ。
「俺のショックに対して謝罪はないの?」
私は鳥飼くんをみた、彼の言ってることは正しい
でもなんで、こんなにキモいし、一つとして良い所無いし、学校で苛められてるのに、
なんで、私の彼氏なんだろう!
くやしい、今からでも別れたい
でも無理、その言葉が発せない
「なに睨んでんの、謝罪は?謝罪、あ・や・ま・っ・て」
……そうだ、私が悪いんだ、何考えてるんだろう
「ごめんなさい」頭を下げた。
「あれ?土下座でしょ普通」
この言葉はいつも鳥飼くんが学校で言われてるやつだ。
やらないと終わらないのはよく見ている。
私は膝をついて土下座し額を床につけて「ごめんなさい」と言う
「おお、若月の土下座綺麗だな、そのままだよ」
鳥飼くんは私の後ろに回り、土下座しているスカートをめくり、
パンツの中に手を入れて指を挿れてきた。
「はい、どうぞ」指が動いてる。
こんなの惨め過ぎる、これで終わりにしてほしい。
「ごめんなさい、これからは男の人の写真はとりません」
数秒だろうけど私にはすごく長い時間待たされたあと、
「よし、それでいいんだ、分かってるね若月」パンツから手を抜いた。
悔しくて涙ボロボロで鳥飼くんの顔は見れない。
「若月も結構Mだね、ほら濡れてたよ」と指を見せる。
それはお前の精子だろうが と言いたいが
「ごめんなさい」とあやまった。
「いいよいいよ、それを含めて俺の若月なんだから、朝食頂きに行こうか」
私はだまってうなずき、鳥飼くんの後についていく。
テーブルにはすでに妹が座ってパンを食べていたが、
鳥飼くんを見ると睨んでいる。
「おはようございます」と鳥飼くんがいうと、妹はそっぽ向いた。
「あら、おはよう鳥飼さん昨日は眠れた?」とお母さん
「はい、運動したのでぐっすり眠れましたよ」
「あら、朝から元気ね」お母さんは私を見ると
「どうしたの奈々未、目が真っ赤よ」と覗き込んできた。
「え、なんだろう気にしなくていいわよ」と強がる。
「そう? 美久も機嫌悪いし」
「あたし関係ないでしょ」とこちらを見ずに美久は怒っている。
「はいはい、二人とも朝食用意するわね」とお母さんは台所に向かおうとした時、
鳥飼くんが呼び止めた
「お父さんは寝ていますか?」
「へ? もう出て行きましたよ」
「そうですか、それなら三人とも私を見てください、これは命令です」
鳥飼くんを見るとカバンからメモ帳を取り出し何かを喋りだした。
でも何も聞こえない口だけが動いている。
鳥飼くんは私を指差して話しているが聞こえない……
そうだね写真なんて撮っていない、鳥飼くんだけを信じる。
この家にいるときは鳥飼くんが一番大事な存在なのは私は知ってる、
次に美久を指差す、お母さんを指差す……


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