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あるお伽噺
【ファンタジー 官能小説】

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愛しい人-5

「・・・記憶が戻ったのは去年・・・それから俺は度々村に戻っては、
お前を遠くで見ていた。

俺の親父とお袋が病で倒れた時、お前が看病してくれていたのも、
噂で聞いて知っている。
それから二人が死んで、墓を守っていてくれていたことも知っている。
・・・でも、俺はお前に会わす顔がなかったんだ。

どういう顔で、お前に会いに行けばいいのかわからなかったんだ・・・。
だから、あの日・・・あの村が襲われたようだと聞いて、俺は一目散に駆けた。
お前が無事であることだけを願って。

そして俺はお前を見つけた。でも、お前は俺にちっとも気づかねぇ。
お前の傍にいると、美しく成長したお前を誰にも渡したくねえと思ってしまった。

だから無理やりお前の処女を奪った。お前の初めては俺のもんだ、俺の記憶を植え付けたいと思った。

お前は、そんな俺を許せんのか?」


「初めから私の心も体も全てラウルのものだよ・・・。
小さい時からずっと、私はあなたしか見えていない・・・。
だから、お願い・・・。もう一度抱いて欲しいの・・・。
汚れてしまった私なんて、嫌だってわかってる・・・。
でも私は、あなたで満たされたいの!あなたと一つに繋がりたい!」

「・・・後悔しても知らねえぞ?一度じゃなく、何度だって抱いてやる。
泣いて叫んでも、止められねぇ。それでもいいのか?」


ティアラは頷きながら言った。


「ラウルを感じたい・・・。」


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