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あるお伽噺
【ファンタジー 官能小説】

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待ち人-19

ティアラは自分の体が揺さぶられている感覚で、目が覚めた。
うっすらと開けると、ぼやける視界にサミュエルが映った。

グチュ、グチュ・・・と言う音と共に腰が動いていることに気がつく。
彼女が意識を失ったのは一瞬で、
まだ彼の精力が漲っている竿は彼女と繋がり合っていた。


「意識をブッ飛ばしてイッたのか?もうすぐだ、俺もイク・・・」


高揚した顔で、サミュエルは言った。
いやらしい卑猥な水音が止まらない。
彼の腰がひときわ大きく突き上げたとき、彼は快感の声を小さく上げた。

「うっ・・・・・」

ティアラの中に彼が放った情熱がドピュッと勢いよく広がる。


彼らはしばらく快楽の余韻に浸りながら、繋がったまま抱き合った。


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