第1話 面接-8
全裸の美少女の自慰行為。部屋のムードが妖艶さを増していった。
「アゥーッ！イヤー！もうダメー！」
加奈が絶頂を迎えたようだ。体が何かにとりつかれたように震え、やがてガクッと床に崩れ落ちた。フルマラソンを走り切った後のように息が荒い。
「あふぁー！あぁーッ！マ◯コが、オマ◯コが熱いーッ！」
直後に葵も絶頂を迎えた。柔らかなオッパイが強く握りつぶされたいて、痛々しそうに変形している。
「・・・、・・・」
音にならない声が口から漏れる。しなやかな肢体をビクッと震わせ、椅子から転げ落ちそうになるが、すんでのところで柏木が身体を抑える。
いつの間にかテレビは消えていて、先ほどの少女は影も形も無くなっていた。
「お疲れ様。面接は合格よ。小峰さんにはすぐにでも仕事に入ってもらいたいくらいだけど、今日は疲れたでしょうし、また後日改めて連絡するわ」
柏木は謝礼と交通費と書かれた封筒を置き、部屋を後にした。葵は軽く息を整えると、我に返ったように素早く服を着なおした。ショーツは自分の愛液で濡れていたが、履いた時の不快な感覚は気にせずそのまま履いた。
置いてあった封筒の中身を確認する。中には3万円が入っていた。
葵はそれを無造作にカバンの中にしまうと、逃げるように部屋を後にした。