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Training@Training
【スポーツ 官能小説】

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〜 土曜日・機能 〜-3

F 踏み台昇降運動

 ピッ、ピッ、ピッ、ピッ……高さ40センチの長い台に向き合い、1列になってひたすら機械音に合わせて上り下りを繰り返す。 単純な運動で心肺機能を確認するためには、この程度の運動が好ましい。 学園では上下運動に加え、リズムをとる工夫をつけたしている。

 ピッピッと鳴る機械音だけでは装置との距離によって生徒の動きに誤差がでる。 ならば、生徒自身にもリズム音を出させればいい。 ただし口を呼吸以外に用いると肝心の心肺機能が正確に測定できない。 そこで下の口、つまり肛門に一定のリズムで放屁させることで、より安定した測定が可能になる。 

 2分間の踏み台運動に先立ち、生徒は肛門に5リットルの空気浣腸を施される。 誰もがお腹をビッシリ膨らませ、中には運動する前から喘いでいるものもいる。 機械が『ピー』と長く鳴ったところで運動開始。 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピッ……。
 ぷっ、ぶりっ、ぶびっ、びぼっ……。

 うっすら口をあけた肛門から、耳障りな、下品としか言いようのない音色が漏れる。 測定係は各生徒の背後に立ち、きちんと機械にあわせてリズムをとっているか、つまり機械と同じタイミングで放屁できているかを確認する。 一度にたくさんの空気をひりすぎると最後までもたないし、かといって少なすぎると聞こえない。 すかし屁はリズムを刻む目的からいって論外で、理想は小さくキレのいい破裂音だ。

 ぴっ、ぴっ、ぴっ、ぴっ……。
 ぷっ、ぷっ、ぷりっ、ぷりっ……。

 5人いれば1人くらい、それなりに尻をコントロールできる生徒がいる。 他は大抵最初の10回くらいでせっかくの空気を出し尽くしてしまい、あとは無駄に肛門をヒクヒクさせるだけだ。 きちんと放屁で周りにリズムを伝えられなかった生徒は『非協力的』な行為がカウントされる。 放課後、或は寮において、何らかの形で償いが課せられるだろう。 

G 反復横跳び

 3本の白線が平行に伸びる。 真ん中の1本上にはいくつも突起があり、生徒1人につき1つの突起を跨いでいる。 そして、それぞれの突起からはゴム紐が伸び、跨いだ生徒の股間から覗いたゴム球に結ばれている。 単に反復横跳びを無制限にするのではない。 1つの項目から足の開き具合、中央の線の跨ぎ方、ブレーキをかける踏ん張りの強さ、身体を傾けて動きをコントロールする滑らかさ、そういったものを全て判断しなければならない。 ということで、生徒の膣には小さなゴム球が入っており、中央の突起とゴム紐で繋がれている。 内股になって力を込めれば、かなり強くひっぱっても落とさずにいられるだろう。 しかし普通に反復横跳びをする流れでは、ちょっとでも不自然に体を起こしたり、足が滑ったり、斜めに移動してしまったり、踏ん張りがきかなかったりすれば、ゴム紐の引っ張りに耐えられずゴム球を膣から落してしまう。 ゴム球を咥えたままやり遂げようとすれば、自然に腰は落ち、移動に上下のむらがなくなり、足の先端のみが白線に触れるような、エレガントな運動になる。 

 球をおとせば、再びその場で咥え直しだ。 むろん手を使うなんて許されない。 自分で腰をかがめ、床に股間を擦りつけて球を咥える羽目になる。 そうなれば記録としては下の下以外有り得ない。 身体能力で論外な成績をとれば、補講を受講することになったり、部活の優先順位が下がってしまう。 少しでもいい記録をつけたい気持ちはCグループ全員が共有している。 

 手は肩から水平に伸ばし、膣を紐で床に結ばれ、緊張で身体を強張らせながら。 少女達は30秒、始まりをつげるブザーに耳を澄ます。


 ……。


 以上の8項目が、身体測定に続く体力測定だ。 各項目で示す数値は、身体測定同様生徒が大声で復唱し、首輪の記録媒体に上書きする。 

『28番! 握力、右24.2キロ、左25.0キロ! ありがとうございます!』

 という具合だ。

 なお身体測定値とは違い、能力を示す値では『謝罪』より『感謝』が基本らしい。 この辺りの機微は、学園を卒業した今になっても私にはよく分からない。 それでも教員にそうしろ、といわれたのだから、生徒はみんな一切の疑念を挟まず『ありがとうございます』を体育館に響かせ続けるのだった。


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