投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

セクハラ研修会
【OL/お姉さん 官能小説】

セクハラ研修会の最初へ セクハラ研修会 10 セクハラ研修会 12 セクハラ研修会の最後へ

第三話-3

「さて、では早速、モーニングセクハラの実習に移りましょう。」

「じ、実習ですか!?」

「あら、当然でしょう。頭よりも身体で覚えるのが、セクハラです。
となれば、実践あるのみですよ。さぁ、皆さん、お待たせしました。
お願いしますわ。」

グラマー女が言うと同時に、それまで無言のまま
ただねっとりと絡みつくようなイヤらしい視線を女性達へ注いでいた
スーツ姿の男達は、一斉に新入社員達へ近づいていった。

「ふふ。一緒にセクハラレッスン、頑張ろうね。」
「オジサンが手取り足取り腰取り、優しく教えてあげるから。」
「キミ、可愛いねぇ。すぐに人気のセクハラ用社員になれるよ。」

まだ30代程度の風貌の男から、頭髪が後退した壮年風の男まで
幅広い年代の男達。しかし、全員その表情は相好を崩して緩みきっており
口を開けば早くもセクハラじみた、下卑た発言ばかりが飛び出す。

「あ、あの、こ、困ります……。」
「ち、近いですっ!もう少し離れて下さいっ。」

一方、迫られている女性達は皆怯えと戸惑いの表情を浮かべつつ
震える声でせめてもの抵抗を試みている。

「基本的に二人一組になるよう、事前に人数調整しておりますが。
被っても構いませんでしたら、どうぞご自由にお好みの女性社員のところへお集まり下さいませ。」

頭数を均等にしたところで、やはり好みも均等に散らばるという事はなく
女性によって、数人の男が群がっている者がいれば
誰にも寄り付かれず放置状態の者もいる。
しかし、この場においてどちらの立場がいいのかは、意見の分かれるところであろう。

「うっひょー!きみ、すっごいオッパイだねぇ!」
「本当本当、こんな大きくて柔らかそうなお乳、風俗でも中々お目にかかれないよ!」

中でも一際多くの男が群れをなして囲んでいるのは、大河内ののか。
先ほど、巨乳需要が高い、と言われていた通り
彼女の豊満なバストは、引く手あまたとばかりに求められ、口々に褒めそやされていた。

「そ、そんなに見つめないで下さい、お願いします……。」

しかし大河内自身にとっては、そのような言葉は恥辱と羞恥を煽られるだけ。
ましてや、風俗嬢と比較されるなど、初めての経験であろう。
ただでさえコンプレックスであるデリケートな部分を下品な言葉で指摘され
真っ赤な顔で涙目になりながら、一生懸命両腕を交差させて胸のラインを隠そうとしていた。

ただ、それでも大きすぎる丸みを完全には覆えず、むしろ密着した腕が
柔らかな乳肉に触れて、ぐにゅっと乳房の形状を変えてしまう事で
かえって卑猥さを増して映え、男達のリビドーを逆撫でしてしまった。

「すっげ〜!柔らかそうなお乳してるぜ、この娘!」
「男にモミモミされまくって発育してきたんじゃないのぉ?」

「……いやぁ、そんな事してませんっ……。」

大河内は逃げ場の無い地獄のような空間で、か細い声を漏らす事しかできない。

「さて、ではこれより、先ほどの映像のような、朝のセクハラ挨拶を交わして頂きます。
的確に性的興奮をくすぐる反応をして、男性を気分よく満足させて下さい。
男性の皆さんは、新入社員のリアクションに対して点数評価をお願いします。
90点以上を獲得した者から、課題クリアと致しますゆえ。」


セクハラ研修会の最初へ セクハラ研修会 10 セクハラ研修会 12 セクハラ研修会の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前