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喰われる人妻 菜穂
【若奥さん 官能小説】

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第39話-1

「よく来てくれましたね奥さん、待っていましたよ。近藤君も、さぁ入って。」


部屋から出て来た天野は、相変わらずあのイヤらしい笑みを浮かべていて、菜穂が来た事にご機嫌の様子だった。


「失礼します。」


「……。」


「どうしたんですか奥さん、遠慮せずに入ってください。」


「……はい。」


菜穂は肩に手を回され、天野に促されるままに部屋の中へ入った。


「今日はいつも以上にお綺麗ですね奥さん。」


「い、いえ……」


「嬉しいですよ、私の秘書の仕事を受けてくださって。」


「……。」


「近藤君、秘書の仕事内容についてはちゃんと奥さんに教えておいてくれたんだよな?」


「はい、先週たっぷり指導を交えて教えておきましたから、今日からバリバリ働いてくれると思いますよ、なぁ菜穂ちゃん?」


「ぇ……ぁ……」


近藤に意味深にそう言われ、菜穂は顔を赤くした。

先週近藤としたセックスを思い出す菜穂。

近藤のセックステクニックや肉体も、天野に引けを取らない程巧みで、力強かった。

そしてあのカリ首のハッキリした巨根を挿入された瞬間に、我を失う程の快感に襲われた記憶が蘇ってくる。


「奥さんどうしました?」


「え…い、いえ……」


「やはり初日だから緊張しているのかな?リラックスして、今日は3人で楽しみましょう。仕事は楽しくやるのが一番ですから。」


3人で……


菜穂はすぐにその言葉の意味を理解した。そして理解した瞬間に身体は熱くなった。


「それとも3人は嫌ですか?近藤君も呼んだ方が奥さんは喜んでくれると思ったんだがね。」


「なんだよ菜穂ちゃん、俺が邪魔だった?部長と2人っきりで仕事しかったの?」


「そ、それは……あの……」


「奥さんどうなんだい?3人の方が倍楽しくなると思うんだがね。」


なんと答えたらいいのか分からなず困惑する菜穂に顔を近づける天野。

そして天野は菜穂の艶やかな髪に触って、その匂いを嗅いできた。


「ん〜?奥さん、もしかしてここに来る前にシャワーを浴びてきてくれたんですか?シャンプーのいい香りがしますよ。」


「え……」


「化粧の雰囲気も以前とは違いますし、ハハッ、どうやら奥さんもやる気十分みたいですね。」


菜穂はそれを否定できずに、ただ顔を赤らめて俯くことしかできなかった。

天野や近藤にはもう、心を完全に見透かされている。

菜穂の中にある男に対する性的欲求を。

この人妻はまだ飢えていると。

もうどう取り繕っても意味がない。

現にオスの濃厚なフェロモンを醸し出す2人の男に囲まれて、菜穂の女の部分は疼いてしまっていたのだから。


「では、さっそくベッドの方へ行きますか?」


「……。」


菜穂は黙ったままだが、拒絶はしなかった。

3人で寝室に入ると、そこにはベッドが2つ、くっ付くように置かれていて、3人が同時に乗っても余裕のある大きさになっていた。


「ここのホテルの従業員も気が利く人達でね、私がこの部屋を予約した時にはベッドを必ずこういう風にしておいてくれるのですよ。この方が広く使えていいでしょう?」


つまり、天野が毎回ここで何をしているのか、ホテルの従業員は知っているという事なのだろう。

普通はそんな使い方をする客は迷惑以外の何物でもないはずだが、天野の場合はそれが通ってしまう。


「ほら、ここにコンドームまで用意してくれている。ハハッ、まぁ今日はこんな物はいらないのだけれどね。」


寝室の窓からは街を一望でき、立ち並ぶオフィスビルが菜穂の目に入った。

世の社会人達は皆、もう働き始めている。もちろん、夫の智明も。


「さぁ奥さん、始めようか。」


そう言って天野は後ろから菜穂を抱きしめるようにして服の上から胸の膨らみを触り、揉み始めた。


「きゃっ……」


「分かっていますよ奥さん、貴女はハッキリとした願望を持って今日ここに来た。でもまだ僅かに迷いもある、そうでしょう?」


「ん……天野さん……」


「だからこそ私は奥さんに惹かれるんです。貴女は家族を愛する優しい女性だ。きっと私が何度貴女を抱こうと、その心から迷いや罪悪感は消えないでしょう。」


「はァ……ダメ……」


「悩み、苦しみながら快楽に流される貴女の姿は本当に美しい。ああ、その目と表情ですよ奥さん。苦悩に満ちたその表情が堪らない。」


サディストとして本性を見せ始めた天野の言葉に、胸が熱くなる。


「奥さん、こっちを向いてください。」


そう言って天野は菜穂を顔を横に向けさせると、すぐに唇を奪った。


「ん……ンン……!」


チュパ……チュパ……


最初から濃厚なディープキスだった。

互いの舌がネットリと絡み合い、天野の両手は菜穂の胸を激しく揉む。

菜穂がそれに抵抗する様子はない。

天野は服の上からでは満足できなくなったのか、それからすぐに菜穂のブラウスのボタンを外し始めた。

そしてそのタイミングを見ていた近藤が前に回って、菜穂のスカートに手を掛ける。

2人の男に挟まれて、あっという間に服を脱がされていってしまう菜穂。

ボタンは全て外されブラウスの前が開き、スカートはカーペットの上にストンと落ちる。


「ん……ぁぁ……」


2人の男、4本の手に素肌を触られ、その今ままでにない感覚に戸惑いながらも、菜穂は自分の胸の奥からドロドロとした黒い欲望が溢れ出てくるのを感じていた。


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