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【アイドル/芸能人 官能小説】

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第五章 勝利の味わい-3

綾乃の口元から精液がゴボゴボと溢れ出る。結花は綾乃の下顎に手を当てると、男達が射精を終えるのを待たずにベニスを引き抜き、綾乃の体を抱き上げた。そして、下顎に掛けた手をそのまま跳ね上げ、口元を押さえ込んだまま綾乃に天を仰がせた。

「綾乃!口の中に残ったものを全て飲み下すの!!!」

選手に取ってコーチの言葉は絶対だ。しかも綾乃は結花に絶対服従を誓っている。

綾乃の喉が揺れる。同時に綾乃の瞳から涙がこぼれ落ちた。

そんな綾乃に結花がたたみ掛ける。

「綾乃!あなたが今飲み下したものは何?」

「ああああ、観客の皆様の精液です・・・」

「そうよ!そしてそれは綾乃の魅力の結晶よ!
観客の男性は誰にでも欲情するわけじゃないの。興味が沸かない女性には見向きもしないのよ。そんな彼らがこれほどまでに熱狂するのはあなたのせいよ。
そうよ、綾乃が美しいから・・・
こんなに綺麗な顔立ちに、大きな瞳が美し過ぎるわ。唇なんてプルプルしていて、ああ、笑うとなんて可愛いの・・・
そして、この少女のような体つき、折れそうなほどに細いのに、小さな膨らみがなんて魅力的なの・・・ 小さめの胸も、引き締まったお尻も本当に見蕩れてしまうわ・・・
そんな綾乃が踊り出すと魅入られて全ての事を忘れてしまうのよ。全ての束縛をかなぐり捨てて、綾乃だけを見つめ、愛してしまう。
美しい綾乃が両手を広げる。指先の優雅な動きに、脇の下の肌の白さに魅入られる。
美しい綾乃が走り出す。脚の運びの美しさに、長い脚の美しさに魅入られる。
綾乃が回れば、揺れる小さなお尻に魅入られ、綾乃が脚を跳ね上げると・・・
いやらしい目で見つめている訳じゃないの。だけど、気が付けば、体が疼いて・・・
そんな気持ちで見つめているのに、綾乃ったら、あられもなく脚を開いて、真っ白な太ももの内側までさらけ出すのよ?あなたの太ももの内側がどんなに魅力的か分かる?女の私でさえ欲情してしまうわ。
それだけじゃないわ、女の子の最も大切な場所まで突き出すように曝け出して。しかも、そこを隠しているのは、たった一枚の薄い布切れなのよ!
誰だってその布を引きちぎりたくなるわ!理性を保っていられる方が異常よ!!!
綾乃!自覚しなさい!あなたが男達の体に火を付けたのよ!あなたが彼らを欲情させ、あなたが彼らから理性を奪ったの!あなたが彼らを狂わせたのよ!
この競技は人々を魅了する競技なの。でもね、レベルが上がれば魅了するだけでは済まされない。人々を欲情させ、狂わせてしまうのよ。
確認するわよ!あなたはこの競技を続けたいの?世界の舞台で戦いたいの?」

「ああ、私は・・・結花コーチと一緒に世界に羽ばたきたい・・・」

「なら覚悟なさい!あなたがすべきは、男達を悩殺し、欲情させること!そして、男達を狂わせ、ザーメンを絞り取ることよ!!!」

結花は、綾乃の口元に残った精液を掬い取り、綾乃の唇へと運んで行く。

「さあ、ご褒美よ。これが男達を狂わせた証拠なの、あなたの勝利の印なのよ。それをかみ締め、飲み下しなさい・・・」

結花の指に綾乃がねっとりと舌を絡めていく。綾乃は勝利の印を絡め取り、その味を確かめ、記憶に刻み込んでいた。その瞳にもう涙はなかった。


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