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年上の男
【女性向け 官能小説】

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19.-1

「温泉どうだった?」
「うん…素敵なとこだったよ。」
「じゃ、いつか俺も連れて行ってよ。」
「そうだね、行きたいね、二人で。札幌は?楽しかった?」
「食べ物は美味しかったけど、夜は接待だしね。」
「すすきの?」
「うん。面白い街だよね、札幌。」
「行ってみたい、行ったことないし。」
「仕事抜きで、ゆっくり回ってみたいよね。じゃ、温泉と札幌、いつか行こうか。」
「うん…お金貯めとかないとね。智樹、先にお風呂どうぞ。」

電気を消して、ベッドに滑り込む。先に寝ていた智樹が私の頭を抱き寄せる。柔らかな優しいキスを交わす。智樹が私のパジャマのボタンを外し、乳房を優しく触る。
(…私が他の男性に身を任せたことを知ったら、智樹はどんな顔をするだろう…)
乳首を口に含まれ、パジャマの上からお尻を撫でられる。
「んっ…。」
(…哀しそうな顔をするだろうか…)
パジャマと下着を脱がされる。私も、智樹のパジャマと下着を脱がせる。両脚を開かれ、太ももを撫でられる。
乳首を舐められながら、指でそっと身体を開かれる。
「あんっ…。」
乳首を強く吸われる。
(怒って私をなじるだろうか…)
指を入れられる。
「んんっ…智樹…。」
私の胸に顔を埋めた智樹の頭を、私は両手で優しく抱きしめる。智樹の指の動きに応えるように、私の身体が潤んでくる。身体の中を触られながら、智樹の滑らかな背中を優しく撫でる。
「はぁッ…。」
クリトリスに触れられると、身体が小さく跳ねる。腰の奥がじんわりと熱を持った感じがする。
「痛くない?」
智樹はいつも優しい。
「…うん、大丈夫…智樹の好きにしていいよ…。」
(どんなことでも応えてあげたい…智樹が求めることに…。)
「入れていい?」
「…うん。」
ペニスにコンドームを被せる智樹の胸に手を当て指先を乳首に触れさせる。脚を抱えられ、ペニスを受け入れる。
「ああっ…。」
喘ぐ私の口を智樹の口で塞がれる。智樹のペニスでかき混ぜられながら下から舌を差し出す。私の口と下半身から、卑猥な音が漏れている。
「うぅ…。」
智樹の腰の動きが早まっていく。ペニスが深いところへ届く。智樹と両手を繋ぐ。
「志織、いきそう…。」
「…うん…いって…。」
(…満たしてあげたい…)
智樹の息が荒くなっていく。
「うぅ…いくっ…。」
「あぁっ…。」
果てるときも、どこか真面目な顔の智樹。
「はぁ…はぁ…はぁ…すごく、気持ちよかった…。」
「私も…。」
「志織、愛してる。」
「私も、智樹。」
私の上で荒い息を吐く智樹の身体を抱きしめる。汗の浮いた背中と頭を優しく撫でる。


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