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男は辛かばい(リアルドール編)
【SM 官能小説】

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男は辛かばい(リアルドール編)-1

 どこの街にも、大なり小なりの性産業はある。繁華街は勿論だが、寂れた町でもある。
県道か農道か区別がつかない所にも、『こっそり堂』はある。しかし、赴任した町は教育県であり、性風俗の欠片さえなかった。どのサイトを見ても無く。デリバリさえも、車で1時間もかけて行き、ラブホテルでプレイする状態であった。
 会社の近くに、居酒屋「たぬき」があった。私が赴任した直後の金曜、歓迎会があった。そこの営業所は、若い社員が多く独身者が殆どだった。居酒屋で飲む酒も久しぶりであったので、話も弾み男同士でもあり、自然と下ネタに発展して行った。
「この町は教育委員会が強いから、ヘルスもデリバリもレンタルアダルトビデオ屋さえ、隣町に行かないとありません。まして、浜崎さんの言う自動販売機も無いのです」とベロベロな口調で佐藤が言いました。
「でも、宅配サービスならありますよ。多分、ポストにコピーされたチラシが入っていませんでしたか」と伊藤がいった。
「そう言えば、毎日のように入っているぞ」と言い返すと、
「それですよ。課長。ただ配達するだけではありませんが、それは、利用してからのお楽しみ」と伊藤が半分酔い潰れ様に行った。
 一次会も終わりお開きとなったが、最後まで付き合って飲み歩いた。家に着き、スーツ姿のまま眠った。起きると、すでに10時を回っていた。ポストの新聞を取り、朝食を用意し、食パンをかじりながら、新聞を広げ読んだ。
『そう言えば、昨日若手が言っていたな。宅配ビデオ。電話してみるか。いや、ネットだな』と浜崎は思い、
浜崎は、『HPが書いてなかったな。』と思いつつも、食事が終わるとネットの検索を始めた。ネットの、どのサイトにもヒットする事は無かった。
『もしかして、電話だけか』と思い、チラシを見ると営業時間は午後2時からであった。


 浜崎は、営業時間となったので、宅配ビデオ店に電話した。
「毎度有難う御座います」と女性の声がした。
「DVDを買いたいのですが」と言うと
「お客様は会員様ですか。初めてのお客様には会員登録をお願いしています。宜しかったら登録お願いします。まずは、お名前と住所から」矢継ぎ早の言葉に言われて咄嗟に
「名前は浜崎拓海、住所は○○町1丁目2-1博多アパート101号です。」と答えた。
「電話番号をお願いします」
「スマホでいいですか。0100−0100−0100です」
「はい。わかりました。登録完了お疲れ様でした。早速カードをお作りして商品と一緒に届けます。ご購入の商品番号が分かればお願いします。もし、分からない場合はタイトル名か女優名をお伝え下さい」
「チラシにあるS0123をお願いします」
「配達はすぐ致しますが、配達者の指名があればお伺いします」
「年上でもいいけど、スレンダーな女性がいいな」と答えた。
「わかりました。その女性ならすぐに配達出来ます。ご利用ありがとうございます」と言って電話を切られた。 電話して、30分位すると、玄関のチャイムがなりモニターで確認すると、リクルートスーツを着た40歳位の女性が立っていた。その格好とは、不似合いなアタッシュケースを手に持っていた。その人が玄関に入ると、会員証、注文したDVDを渡され料金を払った。
「初めまして、私はお客様を担当させていただく、綾子と言います。宜しくお願いします、早速ですが、当店ではDVDだけでは無く夜のグッツもお売りしていますが、いかがでしょう。少々お高めですが口では言えないサービスも付いていますよ」とアタッシュケースを開けた。ケースの中身は、バイブやコンドーム、ホールがあった。
「このホールはどうでしょう。4000円とお高いですが、鑑賞中に私がホールを上下させるサービスが付いていますが、如何でしょうか」と言われて、『これだな。若い奴等が言っていたお楽しみだな』と思ったので
「そんなサービスがあるのですか」と言った。
「如何でしょう」と再度促され
「お願いします」と言い料金を払った。


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