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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 火曜日・浣躾 〜-2

 30番のお尻には、私の尿をたっぷり飲み乾させた。 朝からずっと我慢していたので1リットル近く出たように思う。 引き抜いたイルリガートルの先端を30番の鼻孔で拭ってから、スクワットを30回させると、私の耳にまでお腹が鳴る音が聞こえた。 ギュルギュル、グルグル鳴らしながら泣きそうになっていたので『笑顔を忘れるならまた補習かな』と呟いたら、その途端に満面の引きつった笑顔になった。 こういう機転が昨日あれば、補習を受けることはなかっただろう。 
 さっきは両足をついて排便したため、今度は片脚にする。 雄犬がマーキングする姿勢よろしく、片足を膝までプールサイドにつけ、もう片方をまっすぐプールに伸ばす。 かざした股間及び肛門から真下に排泄すれば、自分の身体も含め、どこも汚さず上品な排泄ができる。 30番は先程同様『30番、ウンチします』と叫んでから、やや右曲がりの黄色い放物線を描いた。 

 3つ目、最後はオーソドックスなシリンダー浣腸。 刺激によって過敏になった腸壁を宥(なだ)める意味も込めて、注入には牛乳浣腸を選択する。 『牛乳』とはいっても、牛科ホルスタイン種から得られる牛乳ではない。 単に白濁した試薬を用いているので慣習に従って『牛乳』と呼んでいるが、実際の成分は畜産業種として搾乳されたヒト科メスのミルク(母乳)が主成分だ。 栄養バランスと濃厚な脂身に裏打ちされたミルクは、普段の無味乾燥な食材と比較して御馳走に当たる。 けれど学園の生徒がミルクを食すといえば専ら下の口での牛乳浣腸で、上の口で味わえる場面は訪れない。
 プールサイドに詰まれた金盥(かなだらい)を順次大量の『牛乳』で満たし、ペアごとに取りに来させる。 ミルク込みで重量が20キロには達しているだろう金盥は、2人がかりでやっと運べるレベルだ。 あとは中のミルクをシリンダーに詰めては肛門に挿入し、その都度ビジュッと排泄することで、金盥をからっぽにすれば終了となる。 これは結腸から直腸にかけての排泄時に酷使する部分を洗うこともさることながら、勢いよく飛ばして飛距離を出すため、腹筋と腰付随筋を鍛えるトレーニングにもなる。
 姿勢もオーソドックスな第6姿勢。 高々と掲げた尻をギリギリまで反らすことで、土下座の体勢を取りながら肛門を斜め上にもちあげる。 そのまま一息で全て出し切ると、慣れた者ならプールの底につくまでに4メートルは飛ばすことができた。 私自身は肛門的には劣等生だったが、同じ劣等生数人と一緒に特別指導と称し、何千回と牛乳浣腸を受ける中、ようやく5メートルラインを超えられるようになった。 30番はというと、申し分ない位置までお尻を掲げ、最初の1回から既に3メートルを越える。 こと排泄に関しては、思いきりが肝心だ。 羞恥や躊躇いをもっていては、こうはいかない。 つまり自分を『排泄する機械』とみなして初めて勢いある排泄が可能になるわけだが、30番は既にその認識に到達しているんだろう。 

 牛乳浣腸は我慢も容易で零(こぼ)す怖れも少ないので、自分一人で注入できる。 ゆえに30番は20リットルの残りを1人で何度もセルフ浣腸し、排泄すればいい。 他の生徒達は、2人で20リットルをこなせばいいのだから簡単だ。
   
 以上を説明し、私は部屋を後にする。 中の様子はちゃんと監視カメラでモニターしてあり、外からでも逐一わかる。 金盥の牛乳をそのままプールに捨てたり、尿をいれずにイルリガートルしたり、イチジクの後で漏らしたりすれば全て私に筒抜けだ。 私を騙そうという輩は、早い段階で見つけた方がやり易いのだが……さて、こればっかりは蓋をあけるまで分からない。 ともかく残り数分、臭気に満ちたこことは違う、新鮮な空気でリフレッシュすることにしよう。


 ……。


 制限時間内に牛乳浣腸を残していてはいけない旨を言明したので、みんな血相を変えて浣腸行為に取り組んでいた。 特に30番の所作は鬼気迫るものがあり、股間にシリンダーを宛てては押し込み、腰をうかせてプールにむけるなりブピッと白濁を飛ばし、飛ばし終えれば縦にお尻をふって、またシリンダーに手を伸ばす。 他のペアは2人で20リットルをこなすところが、彼女だけは1人で20リットルをこなすつもりなんだろう。 私は、別に全部1人でどうにかしろと告げたつもりはないけれど、彼女がそう思うなら殊勝なことだ。 
 
 ズルをする生徒は、残念ながら見つからなかった。 私が監視カメラ越しに覗いているのを察知したか、それとも騙すという発想がないのかは知らない。 どちらにせよ次の講習のきっかけがないのは、少々物足らなく感じる。 といっても生徒たちが満足に私の言いつけを守ったわけでは決してない。 5限終了、続いて6限開始をつげるチャイムが鳴った時点で、しかし盥を空にできたペアは1組もなかった。 15分で浣腸2種と、シリンダー20リットルは少々負荷が多過ぎたらしい。 仕方ない、1学期の終わりにはこの程度楽々こなしてもらうとして、学園2日目という事情を斟酌し、ほどほどの指導で済ませることにしよう。

 チャイムが鳴り終わると同時に入室すると、まだ排泄を繰り返していたペアも、諦めて項垂(うなだ)れるペアも、慌てて第3姿勢をとって私を迎えた。 浣腸は単に入れたものを出すだけと思っていたら大間違いで、強烈な違和感と戦いながら本来とは逆の方向、つまり外から内に液体を流す作業だ。 排泄も含めて体力の消耗は著しく、しかも排泄とセットになっている放尿は、膀胱が空っぽになっているのでままならない。 精神と肉体の両面で疲労困憊しているだろうに、私の姿を認めた直後に迎える姿勢をとるというのは、よほど私が怖いと見える。 怖がって、それで躾が行き届くなら、私としては望むところだ。 ならば私に課された任は、自分自身のイメージを壊さないよう、気持ちを引き締めて指導に臨むことだけだ。



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