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年上の男
【女性向け 官能小説】

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12.-1

「お疲れ様でした。」
同僚と挨拶を交わし、会社のビルを後にする。街灯に照らされた歩道を、家路に急ぐスーツ姿の男女が通り過ぎていく。
(あ、メール…。)

《今日も1日お疲れ様。もう会社出た?裏の駐車場で待ってる。》

人の流れに逆らうように、志織は小走りで会社の裏手に向かう。人気のない駐車場には車はまばらだ。駐車場の奥で1台の車のライトが一瞬光る。小走りで近寄り、助手席のシートに身体を滑り込ませ、弾んだ息を整える。
「お待たせしました…。」
「この前は、いきなり部屋行ってすまなかったね…。」
「いえ…。」
「大丈夫だった?彼…。」
「はい…大丈夫です…。」
「抱きたくなった。」
「え…?」
志織の脚の上に、次長の手を置かれる。スカート越しに、太ももに次長の体温が伝わってくる。次長の手を自分の両手で包む。
「ホテル行かないか?」
「今から、ですか…?」
「嫌か?」
「嫌じゃ、ないですけど…。」
「彼氏と約束?」
「いえ…今日は…。」
「じゃ、大丈夫だな。行こうか。」
助手席の窓越しに、夜の街並みが流れていく。片手でハンドルを握って車を走らせる次長の横顔を隣からこっそり盗み見る。突然だったけど、メールもらったときは、嬉しかった。抱きたいと、ストレートに面と向かって言われるとやはりびっくりしたが、でも求められている気がして、身体の奥が熱くなった。こうして次長の横にいるだけでも。街外れの一軒のラブホの駐車場に車が滑り込む。次長に腰を抱かれながら、エントランスをくぐる。部屋を選び、カードキーを受け取る。エレベーターの扉が閉まると、後ろから次長の両手に抱きしめられる。次長が後ろから私の身体にペニスを押しつけてくる。スカート越しにも、熱さと硬さを感じる。形と、味と、匂い、私の脳裏にありありと甦ってくる。口の中に、唾液が溜まる。まるで、躾けられた犬みたいに。部屋のドアが閉まるなり、腰を強く抱き寄せられる。動物のようなキスを受けながら、スカートをめくり上げられ、パンティの上からお尻を両手で掴まれる。形が変わるほど、激しくお尻を揉まれながら、私は舌を差し出している。キスを交わしながら次長の手が私の服を、私の手が次長の服を一枚ずつ剥いでいく。二人とも下着だけの姿になって、ベッドの上に倒れ込む。ブラを外され、乳首をつままれながら、次長のTシャツを脱がせる。
「んぁっ…。」
しこった乳首をつねられると、声が漏れてしまう。次長の膝が私の両脚を割る。腰を抱き寄せられ、筋肉質の脚がパンティの膨らみに強く押し当てられる。私の胸が次長の胸で押しつぶされる。
「んっ…くっ…。」
押し当てられた脚で、身体を揺すられる。トランクスの中で硬くなった次長のペニスが私の裸のお腹にめり込んでいる。身体を揺すられながら、乳首を唇に挟まれ舌の表面でこすられる。
「あんっ…。」
痛いほどしこった私の乳首に歯を当てられると背中がのけぞってしまう。私の2の腕に、次長が歯を立てる。毎朝、鏡の前で自分の腕に残された歯形を見ていた。日々薄れていった痕の、同じ場所に。パンティを引きずり下ろされる。腰を浮かし、足から抜かれる。私の両脚を左右に拡げ、その間に次長が頭を割り込ませる。太ももの内側を痕がつくほど強く吸われる。
「いやっ…やめてください…。」
次長の尖った舌が私の身体を縦になぞり上げる。
「はぁッ…いやっ…。」
犬のような音を立てて次長の舌が私の身体を舐め上げる。何度も。柔らかな舌を膣に入れられて中をかき混ぜられる。充血した陰唇を甘噛みされる。唇でクリトリスを挟まれる。
「んんっ…やめて…。」
クリトリスの包皮を舌でめくられながら指で膣口を抉られる。
「いやっ…いやですっ…。」
剥き出しにされたクリトリスを舌で転がされながら長い指を根元まで入れられて身体の中をかき回される。身体の中で指を曲げられたまま指を出し入れされる。
「んっ…あんっ…ああっ…次長っ…いやっ…やめて…。」
どんなに懇願しようと、次長はやめてくれない。次長の口と指で私は追い詰められていく。
「いや…いやっ…。」
首を左右に振りながら懇願する私の乳首を次長が指でつねり、充血して膨らんだクリトリスに歯を当てる。
「んんんんっ…。」
ぎゅっとシーツを掴み、太ももで次長の顔を挟んだまま、身体を震わせ、登り詰めていく。私の横にごろりと身体を横たえた次長の手が私の頭を引き寄せる。頭を押さえられ、私の口に,次長の胸が触れる。
「舐めて。」
言われるままに身体を起こし、次長の胸に口をつけ、小さな乳首を優しく吸い、舌を這わせる。次長の乳首をそっと舌で転がしながら、上目遣いで顔を見上げると、頭を撫でられる。反対の胸に顔を移す。次長がトランクスを脱いでペニスにコンドームを被せる間、両方の乳首に舌と指で優しい愛撫を続ける。次長に身体を持ち上げられる。私は片手を次長の胸に当て、次長の上に跨がる。


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