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『私の2回目のひと』
【痴漢/痴女 官能小説】

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『私の2回目のひと』-5

「入れるよ?」
「いやあっ!」

くちゅり、と音がして先っぽが沈められる。私は強い衝撃を予測して目をぎゅっとつぶったが、高橋さんはそこまでいれたところで、抜き差しを始めた。

くちゅっくちゅっという音がキッチンに響く。

「んっ…あ…」
「なに?どうしたのななえちゃん?」

逃れようとばたついてもびくともしない。入り口のところに高橋さんのものが擦り付けられたままだ。

「俺、これだけでいくかも」
「え…」

だんだん、奥が何だかむずむずとしてくる。私は知らないうちに腰を動かしていた。

「何?どうしたの?」
「違うの…やめてほしいの…っ」
「そう?あーっもういくかも…」

(奥まで入れなくても終わるんだ)

高橋さんの息遣いを感じながら私はほんの少し安心感を覚え、そんなふうに思った。

(でも熱い…奥が…)

「あっいく…なーんて」
「んああああああっ?!!!」

入り口だけにとどまっていたそれが、一気に中に入ってきた。油断していた分、突然与えられた快感に息ができなくなる。

(だめえっ!気持ちいい…っ!!いっちゃうううっ!!!)

あそこにぎゅうっと力が入り、しばらくひくひくと痙攣したのち、身体の力が抜けた。

「いったでしょ?バレバレだよ」
「あっ!あああっ!ああんっ!」

ゆっくりと引き抜かれまた奥まで貫かれる。

(やっ…おかしくなるっ…)

「 気持ちいいだろ?ほら」
「あっあっあっまた…やっやあああっ!!」
「何度でもいけよ」
「なんかおかしく…だめ…もうやめ…はああっ!ああっ!」
「二回目でこんなに感じる子初めてだよ。あ、ななえちゃんは最初から感じてたか」
「感じてなんか…ないっ…あっあっ…んんんんんーっ!!!あっ!ふううっ!!」
「真面目でしっかり者なのにこんなにえっちなんだ」
「もう…やめ…いっちゃ…またううううっ!!!」
「何回いくのかな?」
「あっまたなんかでちゃいそ…なにっ…これこわいよう!!もうやめて…はあっ!んんんんんーっ!!」

私が絶頂に達したとき、高橋さんのものがそこから引き抜かれるのと同時に、あそこからまた透明な液体が迸った。

(き、気持ちい…)

全てが解放されるような快感に頭が真っ白になる。何も考えられなくなって、ただもっと気持ちよくなりたくて私は高橋さんの方へ向き直った。


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