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『私の2回目のひと』
【痴漢/痴女 官能小説】

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『私の2回目のひと』-3

「な…」

頭から水を浴びせられたように、体が冷えていく。

「僕のこと忘れちゃった?」
「やっぱりあなたが…」

後ろを振り向こうとした瞬間、ぎゅうっと抱きすくめられた。

「い、いや!!」
「おっきい声だすと、お父さん起きちゃうよ」

高橋さんの手が、ワンピースの胸元に差し込まれる。

(うそっ!やだ!)

「もう乳首たってる。ななえちゃんやっぱり変態だね」
「違う!やめて下さい!この前のことも全部警察にいいますよ!」
「自分からついてきたくせに?」
「っ!」
「あんなにいったくせに?」

耳元に唇をくっつけるようにして囁かれ、思わずぞくりと感じてしまう。あのときからずっと妄想してた、快感。

「やめて…お願い」

(お願い気づかないで…お願い)

「今だって感じてるくせに」
「ふああっ!!」

耳に生暖かい湿った感触を感じたと同時に私は声を上げてしまった。

「やめ…やめていや!いやなの…こんなのいや…」

左耳全体が高橋さんの口の中におさめられ、さらにベロベロと舌が這わされる。ちゅっちゅっと小刻みに吸い込まれるとともに、いやらしい音が脳に響く。胸が優しく大きな手で揉みしだかれる。

「いやあっ!!!」

足ががくがくして立っていられない。私が流し台に手をつくと、高橋さんが私を抱きすくめていた腕をぱっと離した。その反動で前のめりに倒れこむ。

「はっ…はっ…きゃあっ!」

高橋さんはお尻をつきだしたような格好になった私のワンピースを背中まで巻き上げると、下着を露にした。

(やっやだ!そんなとこ見られたら気づかれちゃう…)

「おーななえちゃんシミできてるよ」

高橋さんの指でそこを押さえられた瞬間、じわっと中からさらに熱い液体が流れ出るのを感じた。

「はうっ…お願い…本当にやめて」
「ほら座って。あのときしなかったことしてあげる」
「やっいや…」

高橋さんは私の体をひっくり返すと、流し台のへりに座らせた。下着はいつの間にか引き下ろされて右の足首に引っかかっていた。

「すごいな。こんな濡れて」
「やめてみないで!いやあっ!!」

両足を思いきり広げられて肩に担がれるように乗せられ、高橋さんの顔があそこにくっつきそうになる。

「やめて下さい…いや…」
「声我慢しろよ」 
「っふううううううっ!!!」

高橋さんの顔がそこに埋められた瞬間、私は思わず顔をのけぞらせた。ピチャッピチャという音とともに、今まで感じたことのない感覚が体を襲う。生暖かくて湿った、耳に這わされていた高橋さんの舌が、一番敏感なそこを刺激する。指とは全然違って優しいのに、あそこが信じられないくらい熱くなってくる。柔らかい濡れたざらざらが這い回る。


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