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体感! 巨砲主義
【OL/お姉さん 官能小説】

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体感! 巨砲主義-10

 その淫蕩な秘口に、野放図に太長い黒魔羅が飛沫を上げて突っ込む。
 はじめから怒濤の突き入れだった。

「あ あ あっ…………、いい。……すっごい!」

黒人特有のしなやかな、そしてバネのある腰振り。

「あうっ……、あうっ……、あうっ……、あうっ……、あうっ……」

長尺物全てが埋没し、女の尻と男の下腹部がぶつかる音がし、それが延々と響く。

「あ”っ……、あ”っ……、あ”っ……、あ”っ……、あ”っ……、あ”っ……」

夏蓮の声が女性らしいハイトーンの音色を失い、動物的な唸りに近いものへと変わる。

「あ”っ……、あ”っ……、あ”っ……、あ”っ……、あ”っ……、あ”っ……」

肉竿がズボズボズボズボ出入りし、愛液がジュルジュルジュルジュル噴きこぼれる。

 やがて夏蓮に凄絶なアクメが訪れる。局部はおろか、乳首、首筋、耳にまで快感が伝播し、同時多発的にスパークする。

「んあ”っ!!!!!!!!!!!………………」

四つんばいの女体がビクビクッと激しく波打ち、同時にヴァギナもビクッビクッビクッと収斂する。ジャマールも今宵は生での性交ゆえに感じ方が強く、激しい締め付けに触発されてドッと射精してしまう。
 夏蓮の子宮口は放たれた精液を呑み込むように繰り返しひくつき、アクメ時の膣奥が受胎しやすいように動くのだということを示していた。

 しばらくすると、またもや黒い腰が律動を始め、夏蓮は体内に鞴(ふいご)で熱風を送られたかのように快感が再燃する。

「あ” あ” あ”っ……、あ” あ” あ”っ……、あ” あ” あ”っ……」

夏蓮の声に獣性が一層加わる。
 ジャンボペニス、その太さを膣口が悦び、その長さを子宮頸部が感嘆する。カリ高亀頭、そのひっかかりをGスポットが歓迎し、そのえぐる感じを膣襞が賞讃する。

「あ” んんっ……、あ” んんっ……、あ” んんっ……、あ” んんっ……」

数度のエクスタシーを経て過敏になっている夏蓮は、男の繰り出す刺激によって、すぐにまたアクメ・ゾーンへ入ってしまう。

「あ”あ”――――――――――――――――――――――――!!!」

女体が激震し、汗を拭きだし、紅潮する。
 力み返った夏蓮は、こめかみあたりの血管が切れそうになる。が、その寸前で、ふっと脱力し、甘い甘い弛緩へと移りゆく。

 重力から解放され、宙を漂っているような感じの夏蓮だが、そこに、地響きのような振動がやってきて、彼女はまた重力を覚える。ジャマールがまた、力感溢れる抽送を始めたのだ。

「ああうっ…………また…………、あ”っ あ”っ あ”っ あ”っ あ” っ………」

とてつもない図体のペニスが、その全長を駆使してヴァギナをこすりたてる。
 夏蓮の額の汗が目まで滴り、彼女は思わず瞼(まぶた)を閉じる。しかし、目を開いていたとしても、夏蓮の焦点は何にも合っていなかった。彼女の意識は性感にだけ向いており、視神経は開店休業状態だったのだ。

「あ”っ あ”っ あ”っ あ”っ あ” っ あ”っ あ”っ あ”っ あ”っ あ” っ」

ルックスに似合わぬ、熟女のような声であけすけに喘ぐ夏蓮。
 そして、すでに何度目かも分からぬアクメが彼女を襲い、

「あ”―――――――――――――――――――――――――――――――!!!」

下腹部を震源とした烈震が女体全体に及ぶ。

 日常的に身体を鍛えている夏蓮なので、絶頂による腹のひくつきが何度あっても平気な彼女ではあったが、今宵は腹ビクビクの頻度がけた外れだった。さしもの夏蓮も腹筋が疲れてくる。黒魔羅を食い締める膣圧もテンションが弛んでくる。

 ところが、今夜の相手、ジャマールは、なおも貪欲に性交を続けようとする。
 四つんばいの姿勢を維持できず、ベッドへうつ伏せになってしまった夏蓮にのし掛かり、疲れを知らぬ肉茎をぶち込む。そして、ピストン、ピストン、ピストン。

「う……ああ…………もう…………もう……………だめ…………………………だめぇ」

朦朧とした意識の夏蓮がつぶやくも、男はタフな突き入れを繰り返す。もうこうなっては性愛の煉獄だった。激甘快感の天国と知覚が擦り切れそうな地獄との狭間だった。

 そうして、ようやくのことでジャマールは自らに二度目の射精を許す気になり、ラストスパートの力感溢れる突き入れを開始した。

 ズムッ!   ズムッ!!   ズムッ!!!   ズムッ!!!!

重く、衝撃のある突き入れだった。ひと突きごとに夏蓮の身体が揺れる。

 ズムッ!!   ズムッ!!!   ズムッ!!!!   ズムッ!!!!!

まるで艦砲射撃だった。

ズムッ!!!   ズムッ!!!!   ズムッ!!!!!   ズムッ!!!!!!

 夏蓮は凄まじく被弾し、土煙を高く上げ、身体のあちこちが炸裂したようになる。
 とてつもない巨砲による猛攻は女を打ちのめし、白旗を揚げる機会も与えずに蹂躙し、完膚なきまでに粉砕した。

 そして、ジャマールは怒濤の早腰を続けたあげく、大量の精液を思う存分、膣奥へ解き放った。同時に夏蓮は、

「ぐぉあ”―――――――――――――――――――――――――――――!!!!!」

今宵一番の叫びを上げ、激しく身体をのけぞらせ、そのまま凝り固まり、意識が飛んだ。
 この姿を名のあるフィギュア作家が造形したならば、劇的な喜悦の果ての白目、筋張った手脚、総身に浮かぶ汗の玉、過敏を具象した勃起乳首と肥大陰核、吐精中の怒張を締め付ける盛り上がった秘唇、尿道口から迸り出る潮……。マニア垂涎のエロ・フィギュアが出来上がったことだろう。


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