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喰われる人妻 菜穂
【若奥さん 官能小説】

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第15話-1

「ハァ、奥さんは凄く良い匂いがしますね、甘くて上品な。」


後ろから胸を揉み続けながら、菜穂のうなじ辺りの匂いを嗅ぐ天野。


「ン……や……」


「おそらく奥さんは今、女性として一番綺麗な時期を迎えていらっしゃる。それをもっと自覚した方がいいですよ。貴女は危険な程魅力的だ。」


そんな事を天野に言われても、気味が悪いだけ。

そのはずなのに、胸のドキドキが止まらない。


「なんだか身体が熱いですね?顔もこんなに赤くしちゃって、私に胸を揉まれて興奮してきたんですか?」


「そ、そんな事……」


「そんな事ない?ではちょっと、ここを確認してみますか。」


そう言って天野は乳房を揉んでいた手を、菜穂の下半身に移動させようとする。

それをすぐに察知した菜穂は慌てて天野の腕を掴んだ。


「だ、ダメッ!」


「どうしました?」


「や、やっぱりダメです……」


「駄目?では終わりしますか?いいんですよ私はいつ終わっても。」


「……そ、そうじゃなくて……」


「では何がダメなんです?」


「……は、恥ずかしいです……」


「ハハッ、いいじゃないですか。その恥じらう表情も素敵ですよ。」


そして掴まれた腕を強引に下げて、菜穂の下着の中に手を入れようとする天野。

菜穂は天野の力の前にどうする事もできない。


「ああ……イヤ……」


菜穂が嫌がる素振りを見せるも、天野の手は止まる事なくそのままスルスルとパンティの中に入ってしまった。

天野の指が、まずは菜穂のアンダーヘアに触れる。

そしてその菜穂の陰毛の感触を楽しんだ後、指はさらに奥へと進み、柔らかな割れ目に到達した。


「ああ……」


クチュ……


天野の指は、菜穂の秘部ですぐにネットリとした湿り気を捉えた。


「おお、これはこれは。」


天野は嬉しそうにそう呟くと、パンティに突っ込んだ指を動かしてわざと菜穂に聞こえるように音を立てて見せた。


クチュクチュ……ピチャピチャピチャ……


「奥さん、この音聞こえます?」


「イヤ……止めて……」


「凄い濡れてますよ奥さん。」


天野の言葉に、首を横に何度も振る菜穂。


「ち、違います……これは……」


「何が違うんですか、こんなに溢れさせて、オマンコがトロトロですよ。」


「……い、言わないで……」


「ハハッ、可愛い人だ。奥さんはオマンコも敏感なんですね、素晴らしいですよ。」


「ン……ぁ……ハァ……」


男の人の手に久しぶりに敏感な部分を触られて、興奮してしまっているのは確かだった。

長い間セックスをしていなかった菜穂だが、実は自慰行為は週に何度かのペースでしていた。

夫の智明が出張に出てる日や帰りが遅い日に、子供を寝かせた後、深夜にひとりでコッソリと。

特に智明の会社が傾き始めてからは、ストレスと性欲の発散をどこかでしないとどうにかなりそうだった。
オナニーをした後はスッキリしてよく眠れたから、自然とその回数も増えていった。

でも、やっぱり自分でアソコを触るのと、人に触られるのは全く違う。

男の人の大きな手、太い指……。

天野の腕は筋肉がよく付いていて、逞しかった。そんな腕を見ていると余計に下腹部がジンジンと熱くなってきてしまう。


――ダメッ!そんな事考えちゃ……――


「ハァ……ああっ!」


天野の指が一瞬、陰核に触れる。

すると菜穂は思わず声を漏らし身体をビクンと震わせた。


「やっぱりここは特に感じやすい所ですか。しかしこれだけ感じやすいならすぐにイッちゃいそうですね、奥さんは。」


そう言って続けてクリトリスを刺激してくる天野。


「ンァ……ダメッ……あっあっ……」


「いい反応だ奥さん。じゃあ今度は膣(なか)をチェックしてみましょうか、少し股を開いて下さい。じゃないと指が入りませんから。」


「……」


天野に言われても、なかなか股を開こうとしない菜穂。

自分から股を開くなんて、したくない。

身体は生理的に反応してしまっていても、抵抗の意思だけは示さないと。

何でもかんでも言いなりになっていたら、気持ちまで流されてしまいそう。

心はしっかりガードしておかないと。


「どうしました?奥さんも本当は膣(なか)を掻き回してほしくて堪らないのでしょう?素直になりましょうよ、こんなに濡らしているんですから。」


「そ、そんな事……思ってません!」


菜穂は顔を赤くしながら、強がるようにそう答えた。

そんな菜穂の態度を見て、天野はやれやれと言った感じで苦笑していた。


「ハハッ、仕方ない人ですねぇ奥さんは。では奥さんが素直になるまで、私がしてあげますよ。」


そう言うと、天野は菜穂の膝を掴んで強引に左右にグッと開いた。


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