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“魔”の代償〜狙われた人妻事務員〜
【熟女/人妻 官能小説】

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事務員好きな男-3

 健太郎の部屋からそれぞれ出社する舞菜や同僚達。時間をずらして会社に向かう。
 「おはようございます。」
いつも早めに出社してくる紗英。健太郎とほぼ同時に車から降りた。
 「おはよーっす。」
健太郎はあまり紗英とは話した事がなかった。車の横で煙草を吸い、紗英の後ろ姿を見ていた。
 (相変わらずオッパイでっかいなぁ。あのオッパイ、昨日は彼氏にモミモミされたのかなぁ。)
そう思っていると舞菜が出社してきた。
 「丹野さん、早かったですね。てかエッチな目で藤間さん見てましたよね〜、今!」
バレていたようだ。下手に隠さず舞菜に言った。
 「おまえと違っていいオッパイしてんなー、藤間さんは!アハハ!」
舞菜もそれほど小さくはないがいつもからかっている。
 「その貧弱なオッパイをさっきまで嬉しそうに揉んだり吸ったりしてたのはどこの誰ですか〜??」
悪戯っぽい笑みを浮かべて言った。
 「だな!アハハ!」
 「アハハじゃないですよ〜だ。」
舌を出す舞菜。人懐っこくいい子だ。こんな子がヤリマンだなんて信じられないくらいだ。まぁ健太郎にとっては可愛くて人懐っこくエロいヤリマンの舞菜はウェルカムなのだが…。
 「ねぇ、丹野さんって藤間さんの事、好きなんですか??」
いきなりの質問に健太郎は動揺する。好きかと言われたら明確な答えはすぐには出ないが、ヤリたいかと言われれば間違いなくヤリたい。しかしその下心は知られたくなかった。
 「そーゆー訳じゃないさ。ところで他の事務員で遊べそうな奴、いないの?」
とっさに話題を変えて誤魔化した。健太郎の質問にため息をつきながら答える。
 「あのですね〜、私みたいに都合のいい女なんてそうはいませんからね?てか私みたいのは特別なんですからね?」
 「そっか!アハハ。じゃあもっとお前を大事にしないといけないな!」
 「そ〜ゆ〜事!でもまぁ強いて言うなら真中さんならイケそうかな??」
 「真中さん??マジで??」
真中恵理、現在28歳の事務員だ。おしとやかで通っているお嬢様タイプの美人な女である。学生時代には新体操をしていて体系もスラッとしている。目がクリッとしていて、確かに気は強そうな顔立ちはしているが間違いなく美人、いい女だ。
 「でも彼女は結婚間近って話じゃ…。それに男遊びするようなタイプじゃないだろ?」
いつも体の周りにエロ話をブロックするバリアを張っているような女だ。意外に思う。舞菜はニヤリと笑う。
 「真中さんはね、普段はあんな感じでおしとやかでだけど、影では凄いんですから!口調も変わるし人の陰口ばかり言ってますからね。」
 「えっ?マジ??」
 「それに、その結婚がダメになったらしいんですよ〜。だから余計に荒れちゃって、みんな気を使って仕方ないんですよ。最近の口癖は、もう結婚なんてしない、遊びまくってやる!、ですからね〜。チャンスかも知れませんよ?」
 「そりゃあいい情報だな!まさか真中さんがそんな女だとはねぇ。こりゃ楽しみだ!」
 「しかも密かに丹野さんの事、結構気に入ってるみたいですよ〜?仕事が出来て凄い、カワイイみたいな事言ってますよ?」
 「マ〜ジ〜っすかぁ!?やべーじゃん、イクしかねーじゃん!なぁ舞菜、セッティング頼む!!」
 「しょうがないなぁ。」
 「できれば今日で!」
 「は、早っっ!しょうがないなぁ。分かりましたよ。」
 「サンキュー舞菜!成功したら礼は弾むからな!」
 「楽しみにしてますね〜。」
そう笑いながら手を振り会社に入って行った舞菜であった。


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