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浜辺の恋
【同性愛♀ 官能小説】

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8.おなか下した…-1

8.おなか下した…

「千晶ちゃん大丈夫?お腹痛いの?」

沙織が、家の手伝いを休んで見舞いに来てくれた。

昨日の美海ねぇとの激しいプレイの後、
体調が戻らなくて仕事を休んでしまった。
お腹を下してしまった。
タオルを当てがっていないと、
ちょっと油断しただけで漏らしてしまう。
身体がだるい。
神経の集まるような敏感なところを、
いじっちゃったみたい。

「果物なら大丈夫かな?剥いたのでどーぞ」
沙織がお皿を持って、
私の寝ている部屋に入ってくる。

「頂きマース。
あっ、このマンゴーとんでもなく美味しいよ。
これ、お高いんじゃないの?」
「アルフォンソマンゴー。マンゴーの王様だよー。
お供え物で、ウチにゴロゴロしてるの」
「そ、そうですか」
「いくつか剥いて小分けにしたのを、
冷凍庫に入れたから、
オヤツで食べる時には、冷蔵庫に入れて戻してね」
「ありがとう」
「私、隣の部屋で静かにしてるね。
絵描いてるから、何かあったら呼んでね。
ちゃんと休んだほうがいいよ」
「ありがとうございますだ」

布団に横になる。
遠く江ノ島の方で、
暴走族が狂ったようにエンジンを吹かしてる。
あいつら早く死ねばいいのに。

沙織は本当に気が利く。
お寺の娘だけあって、躾が出来てるんだなぁ。
美海ねぇとのプレイは、絶対に言えない。

美海ねぇは非道い。
けど、大好き。
もっと色んなことして欲しかったのに…。
昨日のプレイを思い出したら、
濡れてきちゃったよ。
女の子の匂いが欲しいなぁ。

「沙織ー」
「なにー?」

沙織が、隣の部屋から来てくれる。
枕元にペタンと正座をする。

「ショーツ貸してくれる?」
「???いいよ?いま持ってくるね」
「沙織が穿いてるのでいいんだよ。
沙織の匂いが欲しいんだから」
「えっ…」
「ヤダ?嗅いで寝たいんだけど」
「ううん。恥ずかしいけど嬉しいな」

沙織は顔を赤らめてる。
こんないい子の良さが分からない男は、バカだな。

沙織は膝立ちになって、
スカートの中からショーツを下げる。
手の中に隠すようにして、生パンを私に渡す。

両手の中で、性器の当たっていた部分を見てみる。
「沙織、ちゃんと拭いてるの?」
「きゃっ!汚れてる!?」
「うそ」
「怒った!パンツ返して!」
「ごめん。沙織が可愛いから意地悪したくなった。許して」
「もう!ちゃんと休むの!」

怒って立ち上がって、隣の部屋に戻ってしまった。
女の子って可愛いな。

沙織のショーツを嗅ぎながら、
クリトリスをいじってたら、
そのうち眠ってしまった。


夕方には調子が戻ってきた。
明日は仕事に行けるっしょ。

「沙織」
「うん?」
リゾットの夕飯の後、沙織に聞いてみる。

「同棲するにあたって相談があるんだけど…」
「うん」
「お金、仕事、家事分担と料理について。
私、以前この部屋で女の子と一緒に暮らしてて、
揉めた事があったから、先に聞いておきたくて」
「そうだね」
「沙織は学生だったけど、貯金ってあるの?
こっちに来て暫くやっていけるだけの」
「あるよ。
おこずかいで貰った分の、ほとんどが残るから。
私、自炊してたし、
画材くらいしかお金使わないもん。紙と替え芯代」
「安っ!
沙織は本当にお金のかからない子だなぁ…」
「うん。
お洋服もコスメも、みんなみたいには興味ないし」
「実際幾ら有るの?おこずかいの残りでしょ?
おこずかいって、毎月幾ら貰ってたの?」
「月に15万円」
「なぁにっ!?そんなに?」
「使わなければ、幾ら貰っても一緒だよ。
要らなければ後で返せばいいんだし」
(感覚が違う…。お嬢様だ…)

「それだけあれば十分デース。
金額を聞くまでもないデース」
「ふーん?」
「仕事も、まぁ、こっちに引越してきてから、
時間をかけて探しても問題無いね」
「うん、そうだね」
「家事…と料理は、沙織にお願いしてもいいか。
時間あるし沙織の作る物、美味しいし」
「うん!私、美味しいの作るよ!料理好き!」
「太らないようにお願いしますよ」
「毎朝、浜辺を走りまーす」

沙織の家族に挨拶に行かないとなぁ。


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