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浜辺の恋
【同性愛♀ 官能小説】

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7.涙のケツベツ-1

7.涙のケツベツ

いつものように美海ねぇに抱かれて、
アナルを可愛がって貰う。

「沙織と付き合うことに決めたよ」
「良かった。じゃあもう、私達はお終い」
「えっ!?なんで?そんな急に、ヤダよ」
「今まで通り相談には乗るけど、
肉体関係は今日でお終い。私は身を引きます」
「そんなぁ、美海ねぇ非道い。
また私を棄てるの?」
「逆の立場だったら嫌よ。
沙織ちゃんの気持ちを考えてあげて」

私は動揺する。
まさか、こんなことになるとは。
でも美海ねぇは本気だ。

リョータさんの時だって、美海ねぇはキッパリと、私との肉体関係を拒否した。
美海ねぇは、決めた事は曲げない。

「今日はいいんでしょ?
今日はお願い聞いてくれるんでしょ?」
「ん…。まぁ今だけね。千晶がかわいそうだし。
でも身体を見せるのはイヤぁよ」
「じゃあ、今日は私にアナルフィストしてよ。
お願い」
「まだ無理よ。
時間をかけて調教するつもりだったんだから」
「もうしてくれないんでしょ?
美海ねぇとの思い出を残したいよ」
「気持ちは分かるけど…」
「私、一生のお願いを今使う」

美海ねぇは手を細くして、コンドームを被せる。
美海ねぇの手は小さめだけど、
キツくて手が苦しそうだ。

すっ裸の私は、正座から上体を倒して、
美海ねぇに向かってお尻を上げる。

美海ねぇは、
すでにユルくなってる私の肛門を、
手で左右に開いて、ディープキスをしてくれる。
中に唾液を流し込んでくれる。
美海ねぇの体液を直腸に中出ししてくれる。

美海ねぇの視線がアナルに熱い。
お尻に添えた掌が熱くて、
美海ねぇが興奮してるのがわかる。
美海ねぇだってしたかったんだから。
本当はもっと色んな事を、
私としたかったんだから。

美海ねぇがしたいことは、私がしたいことだ。

美海ねぇは慎重に、
ローションを塗った指先を私の肛門に沈めていく。
4本までは調教されてたから、すんなりと入る。
馴染ませるように出し入れされると、
凄い感じて声が出る。
ずっとこうしていたい。
垂れる愛液を、美海ねぇが舌で掬い取る。

本当だったら、このまま時間をかけて、
美海ねぇのリードで調教をしてもらって、
最高に快感のアナルフィストを、
教えて貰えるはずだった。

でももう、そんな幸せな時間は来ない。

指の付け根の、ゴツゴツした所はやっぱり難しい。
指4本と拳とじゃ、全然違う。

「やっぱりまだ無理よ」

でも、どうしても挿れなきゃ。
美海ねぇの手首を片手で掴む。
もう片方の手でお尻を割る。
美海ねぇも空いてる方の手でお尻を引っ張る。
二人で私の肛門を左右に開く。

「はーっ、はーっ」

息を何度も吐いて、力を抜く。
美海ねぇはそれを感じ取ってくれて、
体重を掛けてジリジリと滑り込ませてくる。

結構痛い。
でも、美海ねぇと二人で、
困難に挑戦してると思うと嬉しい。
緊張と興奮に汗が出る。
いける。

一番太い部分が通過すると、
その先はヌルリと入る。

「っ、くーっ」
「凄い…飲み込んじゃった…」

美海ねぇもショーツに後ろから手を入れて、
膣と肛門に指を挿れてる。
美海ねぇだって関係を続けたいクセに。

手を伸ばして、指で触って確認してみる。
確かに身体に収まっている。
コンドームの端が辛うじて出てる。

「美海ねぇよく見て。絶対忘れないで。
写真撮って」

美海ねぇは、汚れた手でスマホを操作して、
写真を撮る。
私はきちんと顔を向ける。

興奮した美海ねぇは、
私のお腹の中で手指を動かしてみる。
臓器を直接触られているよう。

手首を回される。
内臓の位置が変わりそうだ。

手の甲のゴツゴツした部分が、
いけない神経を刺激する。
強い便意と、下った様な感じと、
少しの快感が交互に襲う。
全身が熱くなったり、寒気がする。

シーツに頭を押し付けて、耐える。
自分の下腹を見ると、
子宮の裏側で拳が回ってるのが分かる。

私はクリトリスを無理矢理擦って、
なんとか快感に集中しようとする。
脂汗が噴き出す。

やっぱり痛くて苦しくて、
吐き気までして、堪え切れずに泣いてしまう。
まだ快感とは程遠い。

「スン、グスン、グスン。えっ、うえっ」
「苦しいの?止めよう?」
「違うの。身体の辛さなんてどうでもいいの」

心の苦しさの方が辛い。

「ギーッ!!」
私は美海ねぇの手首を掴んで、
腕を身体に押し込む!
「ダメよ!」
美海ねぇは慌てて手首を引き抜く!
「ギャッ!」
「ごめん!千晶、大丈夫!?」

私は倒れ込んで、身体に力が入らない。
肛門は開き切ったままで、
ブツブツと不平の声を出している。

ウンコがダダ漏れして、
敷いたバスタオルに垂れ流しで出ていく。
美海ねぇに喜んでもらおうと、
我慢して溜めておいたものだ。
内臓が出て行くみたい。

止められない。
涙も止められない。

「千晶、大丈夫?」
「美海ねぇ、ちゃんと写真撮って」

肛門と言わず、下腹が熱を帯びてズキズキと痛む。
冷や汗が止まらない。
美海ねぇがくれた大切な苦痛だ。

「車で送ってあげるから」
「痛くてもいいの。苦しくてもいいの。
今日のこと、忘れてほしくないから」


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